ヨミ |
サトウ ツウジ
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編者 |
花田, 俊典
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スカラベの会
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データベース名 | |
人物詳細 |
1901(明治34)年5月26日、山形県川西町の生まれ。ドイツ語学者・哲学者。旧制山形高校を経て、京都帝国大学文学部独文科卒業。九州帝国大学法文学部講師・助教授を経て、昭和17年、『皇道哲学』で西日本新聞社主催の第3回西日本文化賞(科学賞)を受賞。この間、昭和6年9月から7年3月まで、福岡高校のドイツ語講師も兼任する。18年、文部省国民精神文化研究所(のち教学錬成所に改組)に勤務。20年、敗戦後は同所の廃止により退官。公職追放を受けた。20年、亜細亜大学、37年、皇学館大学教授を経て、48年、同大学学長となる。同年、山形大ティーデルマン賞、52年、勲三等瑞宝章を受ける。文学博士、皇学館大学名誉教授。ドイツ語の泰斗として、また西田幾多郎・ヘーゲルなどの哲学用語を駆使した「皇道哲学」でもって、1940年代前半には、一時期、学生をはじめ多くの読者を得た。ただし、西田本人からも「似て非なるもの」として厳しく排斥されるなど、その業績の評価は分かれる。平成2年7月3日没。〈著書〉『孝道序論』(白水社)、『独和言林』(白水社、昭11・4)、『身体論』(白水社、昭14・2)、『皇道哲学』(朝倉書店、昭16・10)、『〈日本勤労叢書〉勤労の哲理』(目黒書店、昭17・8)、『学問の厳粛性』(冨山房、昭18・1)、『ドイツ広文典』(白水社、昭26・4)、『人生についての談話』『哲学についての談話(全3冊)』『仏教哲理』(理想社)、『神道哲理』(理想社、昭57・2)がある。他に共著『岩波独和辞典』(岩波書店、昭28・4、増補版、昭46・2)、翻訳書に、シルレル『オルレアンの乙女』(岩波書店、大15・10、岩波文庫、13・11)、シルレル(シラー)『ドン―カルロス』(岩波書店、昭2・9、岩波文庫、15・3)、ゲーテ『ヘルマンとドロテーア』(岩波文庫、昭7・9)、『民族教養新書13 ゲーテ抒情詩抄』(元々社、昭29・9) 【坂口博】
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関連情報 |
レコードID |
441863
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権利情報 |
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登録日 | 2013.08.16 |
更新日 | 2020.10.26 |