| ヨミ |
カワカミ テツタロウ
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| 編者 |
花田, 俊典
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スカラベの会
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| データベース名 | |
| 人物詳細 |
1902（明治35）年１月８日、造船工学者で日本郵船に勤務する父親の任地先の長崎市西山八五番戸で生まれた。評論家。本籍地は山口県岩国市大字錦見。河上家は代々、吉川（岩国）藩に仕える御蔵元奉行格であったという。明治41年、父親の転勤で神戸市諏訪山小学校に入学。県立神戸第一中学に進学したが、大正５年、父の転勤で上京。府立第一中学に編入し、同級の冨永太郎や一級下の小林秀雄と交遊した。一高をへて東京帝大経済学部を卒業。この間、夏休みは毎年のように郷里岩国で過ごしたという。音楽評論・文学評論・翻訳などを手がけ、第一評論集『自然と純粋』（芝書店、昭7・9）を上梓。昭和20年はじめ、日華協会が発足し、文化局長に就任。５月の東京大空襲で罹災し、南多摩郡の白州次郎宅に以後二年間、寄寓した。「配給された自由」は戦後最初の文章。その後も精力的な評論活動を持続し、晩年は長篇評論『吉田松陰』（文藝春秋、昭43・12）を上梓して野間文芸賞を受賞した。昭和55年９月22日没。
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| 関連情報 |
| レコードID |
441735
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| 権利情報 |
スカラベ人名事典の人物詳細の著作権は、それぞれの執筆者に属します
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| 登録日 | 2013.08.16 |
| 更新日 | 2020.10.26 |
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