<テクニカルレポート>
情報社会を支えるディペンダブル・プロセッサ

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概要 本稿では、アーキテクチャ・レベルでの安全性向上を目的としたセキュア・プロセッサに関する研究事例を紹介する。近年、コンピュータ・ウィルスや情報漏洩が極めて深刻な社会問題となっている。これまでに、ネットワーク・レベルやシステム・ソフトウェア・レベルにて多くの安全性向上技術が開発されており実用化も進んでいる。しかしながら、依然としてコンピュータ・システムに対する脅威は増加の一途を辿っている。1970 年...代初頭にマイクロプロセッサが開発されて以来、トランジスタ集積度の向上に伴い順調な性能向上を達成してきた。また、携帯機器の普及に伴い、低消費電力化や低消費エネルギー化も進んでいる。しかしながら、安全性向上に関する議論は少なく、2000 年以降になって本格的にアーキテクチャ・レベルで安全性を考慮する必要性が認識されるようになった。今後、高性能化や低消費電力化と同様に、安全性向上技術は極めて重要な設計制約となる。
This paper introduces architectural supports to improve the efficiency of computer security. In the social information infrastructures, we exactly face to “Security Problem” such as computer viruses and information leaks. Although a number of techniques to improve security efficiency, which focus on network and system software components, have so far been proposed, still many threats exist. Since 1970s, microprocessors have made incredible progress in terms of performance. In addition, from 1990s, many techniques to reduce power or energy consumption have been developed. However, a few discussions for computer security at the processor level have done. Now, it is the time to start considering, how we can improve the security efficiency by means of providing architectural supports.
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登録日 2009.04.22
更新日 2020.10.09

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