<紀要論文>
健康度・生活習慣の年代的差異及び授業前後での変化

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概要 中学生から社会人までの1,714名を対象として健康度・生活習慣の年代的差異を概観すると,次の点を指摘することができる。 1.中学生,高校生は健康度・生活習慣とも高学年になるほど望ましくない傾向がみられた。とくにその傾向は精神的及び社会的健康度,積極的健康 行動,運動意図・環境,休養行動,休養度,睡眠の規則性で顕著であった。2.大学生は,積極的健康行動,運動意図・環境, 食生活状況(食事の規則性,食...品のバランス),睡眠状況(睡眠の規則性,睡眠障害)で著しく悪く,健康度・生活習慣とも最も望ましくない年代である。 3.社会人は概して,健康度・生活習慣とも良好であったが,休養行動,男子の嗜好品摂取行動,食事の規則性,睡眠の障害で望ましくない傾向がみられた。 大学の半学期間の授業の前後に健康度・生活習慣の調査を実施し,その変化について考察し,次の結果を得た。 1.前期の授業では,健康度や運動条件が著しく好転し,とくに社会的健康度やストレス回避行動が望ましい状況に変化した。しかし,休養行動は望 ましくない状況に変化した。2.後期の授業では,Aクラスは生活習慣行動,睡眠状況や身体的健康度,食事の規則性で望ましい 状況に変化した。しかし,休養行動,運動意図・環境,間食・夜食では望ましくない状況に変化した。また,Bクラスでは嗜好品摂取行動,睡眠障 害で好転し,精神的健康度,運動意図・環境で望ましくない状況に変化した。 3.大学生の健康度・生活習慣は中学生,高校生,社会人に比較し最も望ましくない傾向であり,授業や全ゆる機会を通して指導していくことの必要性が痛感された。続きを見る

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登録日 2009.09.11
更新日 2022.05.12

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