<学術雑誌論文>
水晶体の全オルガネラ分解現象の分子機構と生理的意義
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概要 | 目の水晶体を構成する細胞の最終分化過程では,ミトコンドリア,小胞体,核などのすべてのオルガネラが分解される.これまでに核DNAの分解を担うDNA分解酵素は同定されていたが,その他のオルガネラの分解機構についてはほとんど不明であった.最近筆者らは,水晶体のオルガネラ分解はサイトゾルのPLAATホスホリパーゼを介する新規オートファジー非依存的オルガネラ分解機構によること,その作用は水晶体の透明化に必要...であることを見いだした.本稿では水晶体の全オルガネラ分解の研究の歴史をひも解きながら,PLAATホスホリパーゼによるオルガネラ分解の分子機構,意義,未解決課題について概説する.続きを見る |
目次 | 1. はじめに~全オルガネラ分解現象とは~ 2. 全オルガネラ分解現象研究の歴史 3. 水晶体の全オルガネラ分解現象の過程 4. 水晶体の核DNA分解機構 5. 水晶体の全オルガネラ分解現象とオートファジー 6. 全オルガネラ分解を担うPLAATホスホリパーゼの 同定 7. PLAATを介する損傷オルガネラの選択的分解機構 8. 熱ショック転写因子HSF4による全オルガネラ分解 の制御機構 9. 他の細胞内分解系との連携機構 10. 水晶体の全オルガネラ分解現象の生理的意義 11. おわりに続きを見る |
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登録日 | 2024.04.02 |
更新日 | 2024.04.02 |