<紀要論文>
内生的貨幣論と消費税

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概要 本稿では、2019年に注目された経済論争を振り返り、その意義を検討する。最初に、ブランシャールが2019年の米経済学会長講演で、あらためてモデルを作り米国政府の財政赤字持続可能性を論じたことで再燃した「金利<成長率」論争をレビューする。続いて、今年の経済政策論壇をにぎわせたMMT(現代貨幣理論)について、主流派の立場から検討する。最後に、10月の消費税率の8%から10%への引き上げは、予想外の消費...水準の変動を起こしたが、これは前回(2014年4月)の消費増税のように標準的動学的マクロ経済学によって予想されるパターンではなく、メディア報道に家計が過剰に反応した新しいタイプの変動であることを指摘する。続きを見る
目次 1. はじめに
2. 長期停滞論
3. 「金利<成長率」論争再燃
4. MMT 論争
5. 消費増税の真実
6. おわりに

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登録日 2022.05.06
更新日 2023.08.18

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