<紀要論文>
第二言語の文章能力の再定義 : 第二言語の文章能力における母語の文章能力の影響
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概要 | 本研究の目的は、 「第二言語の文章能力の定義」 を明らかにするものである。 第二言語の文章能力における母語の文章能力の影響については多くの先行研究で論じられてきた。 中でも、 最も代表的といえるのはKaplan(1966)とScarcella&Oxford(1997)の研究であり、この二つの研究を考察し、 新たな定義を導き出した。 その上、 先行研究を通して第二言語の文章能力の新たな定義を検証した...。 その結果、 母語の文章能力と第二言語の文章能力はそれぞれ独立しており、 その下位能力は文法能力と談話能力で構成されることが分かった。 さらに、L1の文章能力とL2の文章能力は表面的に別個として捉えがちであるが、 その根底はつながっており、L1とL2の文章能力の下位能力である文章能力、談話能力はそれぞれ互いに転移される可能性が出てきた。 ただし、 談話能力が転移するためには、 一定レベル以上の第二言語の文法能力が必要であることが分かった。続きを見る |
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登録日 | 2022.04.20 |
更新日 | 2023.08.18 |