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Abstract |
九州大学留学生センターの日本語研修コースは、 研究留学生を対象に年に2回開講される予備教育コースで、 日常生活に必要な日本語能力の養成と共に専門教育の現場への適応の支援を目標としている。 本コースでは、 2005年度以降、日本語研修生・進学先の大学院の指導教員・コースのコーディネーターの三者による 「三者面談」 を予備教育期間中に実施している。三者面談の目的は、上記三者で研修生の日本語の学習や今後...の研究生活などについて話し合うことで、日本語学習に方向性を持たせ、コース終了後の研究室への移行を円滑にすることである。過去5期にわたり68名の研修生を受け入れ、全員に面談を実施してきた。本稿では、面談とその後の研修生への調査を基に、面談の内容を分析し、その効果について考察した。三者面談には、その方法にさらに改善を図るべき面も残ってはいるが、実施の効果が確実に現れていると言える。show more
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