<紀要論文>
「地元意識」という謎 : 大学生の地元意識に関する因子分析

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概要 「地方消滅」と言われる時代にもかかわらず、若者たちの間で「地元志向」が生まれているという。しかし「地方」や「地域」のような実体的な概念とは違って「地元」にはとらえがたい曖昧さがある。しかしだからこそ変容する若者の心理や行動の解明に切り込む可能性があるのではないか。そこで学生が「地元」という言葉の多様な意味にどのように反応するかを因子分析を用いて分析してみた。その結果、第1「反地元」因子、第2「地元...・居場所」因子、第3「地元・生活」因子、第4「地元・学校」因子、そして第5「地元・田舎」因子という5つの因子が抽出された。これはまだ試行的な仮説形成段階のものだが、大学生の就職活動、「地元志向や地元回帰」の改釈や解明に向けて応用しうる分類になりうるのではないか。続きを見る
目次 1 「地元」とは何か─その謎
2 故郷の地元・故郷でない地元
3 若者の「地元」意識調査
4 因子分析による「地元」意識の分類
5 因子分析の結果─5つの因子の考察
6 「地元」意識の変容と課題
7 課題と考察

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登録日 2022.03.16
更新日 2023.11.28

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