<紀要論文>
人口オーナス時代におけるレジリエンス社会への転換:介護領域からの提言に向けて
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| 概要 | 日本は、1995年以降、年齢別人口構成が経済成長には都合の悪い状態、いわゆる人口オーナスの段階に入っている。そんな状況下でさらに拍車をかけるのが災害である。だが、発想を転換してみれば、そうした逆境にあっても耐性力(レジリエンス)を発揮することができれば、持続可能な社会構築を目指すことができるだろう。本稿では、2016年に熊本を襲った地震時の実態に即して、熊本県の資料と科研費による研究調査結果に基づ...いて考察を試みる。避難・仮寓時の介護をめぐるレジリエンスを考察する中で、抽出されたのは、(1) 多様な住まう場所の確保、(2) 被災者なかんずく避難行動・要支援者等に対する専門職支援、(3) コミュニティの視点からの生活支援策、(4) 法人の事業継続管理と事業継続計画、(5) 介護を織り込んだまちづくりという論点である。これらの論点に関するレジリエンスを考慮した訓練プログラムを開発すれば、国際的な介護の面での貢献可能性も期待されるだろう。続きを見る |
| 目次 | 1.人口オーナス時代における高齢者介護をめぐるパラダイム・シフト:問題提起 2. 熊本地震における避難・仮寓時介護のレジリエンス:各種実態報告からの帰納的課題抽出法:研究方法 3.被災状況からのレジリエンス課題:抽出された課題 4.レジリエンス力を備えた国際的介護人材のトレーニングに向けて:今後の課題 |
詳細
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| 登録日 | 2022.03.15 |
| 更新日 | 2023.11.17 |
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