<紀要論文>
矩形断面栓の捩りフラッタについて
作成者 | |
---|---|
本文言語 | |
出版者 | |
発行日 | |
収録物名 | |
巻 | |
開始ページ | |
終了ページ | |
出版タイプ | |
アクセス権 | |
JaLC DOI | |
概要 | この研究は,二次元矩形断面柱を例にとり,構造物の捩りフラッタの発生機構を明らかにしようとするものである.断面比 1:2および 1:5の模型につき,捩り軸を種々かえて風洞実験を行ない,捩りフラッタにおよぼす捩り軸位置の影響を調べた.まず,定常モーメント勾配の符号で捩りフラッタの発生を予知しようとする従来の判別法は,あまり広い適用性をもたないことがわかった.つぎに,振動する鈍い物体に作用する非定常空力...捩りモーメントについて考察し,その空力ダンピングが準定常流的成分と流れの遅れによる成分とよりなることを指摘した.さらに,前縁に捩り軸がある場合のフラッタは,上記二成分のうち,流れの遅れによって発生することを示し,流れの観察によりこれを補足した.続きを見る |
目次 | 1. まえがき 2. C_(Mα)による安定判別 3. 捩りフラッタに対する捩り軸位置の影響 4. 振動物体に作用する非定常空力捩りモーメント 5. 流れの遅れと捩りフラッタの発生 6. 結論 |
詳細
PISSN | |
---|---|
NCID | |
レコードID | |
主題 | |
タイプ | |
登録日 | 2022.01.18 |
更新日 | 2023.03.04 |