<紀要論文>
世界的貧困とグローバルな正義の基礎(2・完)

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目次 序論
第1章 世界的貧困への分配的正義アプローチ
 第1節 シンガーの積極的援助義務論
  第1項 初期シンガーのラディカルな援助義務
  第2項 後期シンガーの穏当な援助義務論
  第3項 積極的義務論の可能性と限界
 第2節 ロールズの契約論的義務
  第1項 ロールズの国内的正義論
  第2項 ロールズの国際的正義論
  第3項 第8原理の援助義務批判
  第4項 ケイパビリティ・アプローチの観点
 第3節 ミラーのナショナリズム論
  第1項 ネーションとしての責任
  第2項 結果責任と救済責任
  第3項 正義のズレ         (以上120号)
第2章 世界的貧困への匡正的正義アプローチ
 第1節 ポッゲの中核的主張― 根源的不平等と3つの不正
  第1項 暴力的な歴史
  第2項 天然資源からの補償なき排除
  第3項 グローバルな制度的秩序
 第2節 ポッゲのグローバルな制度的秩序の改革案
  第1項 主権の垂直的分散
  第2項 国際資源特権および国際借入特権改革
  第3項 グローバル資源配当
  第4項 医薬品特許改革
 第3節 ポッゲのグローバルな正義論の批判的再検討
  第1項 強いテーゼの経験的立証不足批判
  第2項 証拠の優位と強いテーゼの実践的意義
  第3項 人権および加害に関する概念的批判
  第4項  制度的アプローチにおける人権の射程と不正なグローバルな制度的秩序の押し付けによる加害
  第5項 民主制基底的な改革案の実現可能性への異論
  第6項 正当な資源取引の条件― 民主的正統性
結論
引用・参考文献一覧 (以上本号)
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登録日 2021.10.07
更新日 2024.04.10

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