<紀要論文>
Teacher Personality and It's Relationship with Non-Western Views

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概要 本論文は、まず教師の人格という観点から、日本ではどのような教師が良い教師とされているかについて考察する。日本人大学生を対象に「どのような教師が良い教師か」について調査したほぼ同ーの2つの研究資料を示し、それを欧米で効果的な語学教育者とされるための条件と比較する。次に、欧米での良い教師像を用いながら、前述の日本人学生調査結果を、図表によって紹介、分析する。欧米で良い教師と考えられているからといって、...その教師像を欧米以外の国でもそのまま用いようとするのが不適当であるのは明白である。次に、コミュニケーション学研究や、社会学研究、学術研究、出版の大部分を行っているのが、白人アメリカ人である為に、これらの分野の研究には非常に偏りがある(もしくは、白人アメリカ人にしか当てはまらない)という主張があるが、その主張の概要を表す証拠を提示する。教育やコミュニケーションに対する西洋哲学的理解は、西洋以外のものの見方や事情を考慮に入れずに行われていると断言する著名な研究者は多い。この問題の解決策は、「文化の相対性」への理解を深めることであると考える。日本で教えている欧米人教師は、日本の事情を学ぶとともに、日本人学生が教師に期待しているものについて、さらに深く学ぶよう強く求められている。意識のレベルでも無意識のレベルでも、欧米人教師には西洋の文化が染み付いており、それから逃れることはできないが、相手の文化を学び、その知識に裏付けされた無理のない妥協点を探していくことが、異文化間のギャップや誤解を解決し、文化間の橋渡しをする方法になり得ると考える。続きを見る
目次 Introduction: Roots of this research
The Good Teacher-From my point of view
Language Teachers Are Like Triangles
Personality
Methodology
Language
The Good Teacher in Japan
Some Surprises
East is east and West is best?
Coming full circle
Conclusion
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登録日 2020.04.08
更新日 2023.06.21

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