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概要 |
本稿では、政令指定都市の一つであり、九州地方の中枢都市として発展の著しい福岡市を事例として、高齢人口集中地区の発生状況を明らかにする。当市は2000年高齢社会の段階に突入しているが、人口高齢化の状況は、都市内部で異なっている。この研究では、まず異なる都市内高齢化についてのパターンの抽出を行い、その経緯を明らかにする。用いた分析手法は、以下の3つである。1は、高齢人口集中地区の高齢化の構造を発見する...ために、小学校区をケースとして、住民登録人口によるデータを変数とする相関分析を行った。2は、高齢人口集中地区と高齢者の移動の関係を探るために、小学校区の1995年と2000年の人口センサスに基づいたコーホート分析を行った。3は、高齢人口集中地区の発生状況を地理情報システムによって、町丁目レベルでの地域的特徴を取り出すGIS分析を行った。これらの高齢人口集中地区の分析を総合して地域パターンをまとめてみた。その結果、大きく4つの地域パターン(居住特化型地域、農山漁村型地域、高齢化の緩和型地域、就業者居住型地域)が抽出できることが明らかになった。続きを見る
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