<紀要論文>
地方自治体の債務がGDP成長率に与える影響
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概要 | 1990年以降,日本の財政は,政府・地方自治体の支出が社会保障費等で毎年約1〜2%の伸び率を示しているものの収入はほぼ0%の伸び率となっている。その結果,財政赤字は増え続け,2019年現在,日本の公的累積残高はGDPの2倍以上(≒1,200兆円)に達している。また現在の政府はGDP成長2%を政策目標に掲げているが,目標には達しない状況にある。 このような状況を踏まえ,本研究は,Mitzs and M...ats(2015)の分析手法を参考とし,公的債務残高と経済成長の関係について都道府県レベルのパネルデータ(2001-2014年)を構築し,計量分析を行った。 分析の結果,地方自治体における債務残高(対GDP比)の伸びは,名目経済成長,実質経済成長に対してともに負の影響を与えている可能性が示された。続きを見る |
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登録日 | 2019.11.27 |
更新日 | 2020.10.14 |