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<紀要論文>
Chilo iridescent virusの感染病理に関する研究 : 1. CIVの増殖様式
作成者
著者識別子
K001535
作成者名
大庭, 道夫
Oba, Michio
所属機関
所属機関名
九州大学農学部生物的防除研究施設天敵微生物学部門
Institute of Biological Control, Faculty of Agriculture, Kyushu University
本文言語
日本語
出版者
九州大學農學部
Faculty of Agriculture, Kyushu University
発行日
1975-08
収録物名
九州大學農學部學藝雜誌
巻
30
号
1/2
開始ページ
51
終了ページ
65
出版タイプ
Version of Record
アクセス権
open access
JaLC DOI
https://doi.org/10.15017/23199
関連DOI
九州大學農學部學藝雜誌 || 30(1-2) || p51-65
Science bulletin of the Faculty of Agriculture, Kyushu University || 30(1-2) || p51-65
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/
関連URI
九州大學農學部學藝雜誌 || 30(1-2) || p51-65
Science bulletin of the Faculty of Agriculture, Kyushu University || 30(1-2) || p51-65
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/
関連情報
九州大學農學部學藝雜誌 || 30(1-2) || p51-65
Science bulletin of the Faculty of Agriculture, Kyushu University || 30(1-2) || p51-65
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/
本文ファイル
ファイル
ファイルタイプ
サイズ
閲覧回数
説明
p051
pdf
10.6 MB
309
詳細
レコードID
23199
査読有無
査読無
主題
感染病理
増殖様式
ハチミツガ幼虫
時間曲線
位相差顕微鏡
ギムザ染色
オートラジオグラフィー
Chilo iridescent virus
ISSN
0368-6264
NCID
AN0005519X
注記
Chilo iridescent virus(CIV)のin vivoにおける増殖様式を定量的ならびに細胞病理学的に検討し,つぎのような結果が得られた. 1. CIVをハチミツガ幼虫に体腔内接種して経時的に体液の感染価(-log ID_50)をしらべるとID_50-時間曲線は減少期,上昇期,定常期の3相を明瞭に示した. 2. CIVを接種したハチミツガ幼虫を高温に保護した場合,30℃におけるID_50-時間曲線は定型的であつたが35℃では感染価の増加はみられなかつた. 3. CIVを接種したハチミツガ幼虫の血球細胞には特異的に細胞質封入体が出現し,位相差顕微鏡およびギムザ染色によつて観察すると,感染初期には円形または楕円形を呈したが漸次発達して末期には細胞質全域に拡散した. 4. 血球細胞の種類によるCIV感受性の差異はみられず,すべての種類の血球細胞に細胞質封入体の形成が観察された. 5. 分裂期の血球細胞には稀に封入体が形成され,また2核細胞にも感染像が認められた. 6. メチルグリーン・ピロニン染色を施すと細胞質封入体は青緑色を呈し,アクリジンオレンジ染色によつては黄緑色の螢光を示した.これらの結果は封入体におけるDNAの存在を示唆した. 7. ^3H-チミジンを使用してCIV感染血球細胞のオートラジオグラフィーを行なつたところ,感染初期のcompactな封入体および発達した封入体部分に一致して銀粒子の集積が認められ,封入体におけるDNA合成が示唆された. 8. 封入体に一致して銀粒子の発現がみられ,同時に核部分にもそれの観察される細胞が存在した.したがつてウイルス感染の成立後宿主DNAの合成は必ずしも抑制されないものと考えられる. 9. 螢光抗体直接法によつてCIV感染血球細胞をしらべるとCIV特異螢光は細胞質封入体に一致して観察され,核には感染の全過程を通じて特異螢光は見られなかつた. 10. 特異螢光を示す細胞の割合は漸増し,最終的にはほとんどすべての細胞に螢光が認められた. 11. 感染後期~末期において封入体は細胞質全体に拡散し,その内部にはギムザ染色によつて染まりにくい部位が広く出現した.この部位は強い特異螢光を示し,ウイルス粒子またはウイルス蛋白の集合したものであることが示唆された. 12. 以上の結果からCIV感染によつて形成される細胞質封入体はウイルス産生に直接貢献し,ウイルス素材の合成の場として重要な意義をもつ1次封入体であることが明らかとなつた.またこの封入体の発達段階は綴体および細胞の感染段階の指標として,またイリデッセンスの発現とともにCIVによる病気の診断に重要な意義をもつことが明らかとなつた.
登録日
2012.07.25
更新日
2022.11.11
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