<テクニカルレポート>
クエスト高温壁加熱制御システム
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概要 | クエスト装置(球状トカマク)においては、高周波発生装置などを用いた電流駆動実験をおこない、定常運転の研究を行っている。長時間運転においては水素リサイクリング制御、及びプラズマと壁の相互作用の研究をおこなうことを目的の一つとしている。このため壁との水素リサイクリングを減少させ壁への水素吸蔵を減らすためには、壁の温度を高温に維持することが必要になる。このためクエストでは、2012年度からクエスト真空容...器内部に新たに高温第一壁を設置し、高温化(300~500℃)する改造が東芝により進められてきた。2014年末にはこのうちコニカル部の設置が終わり、高温第一壁を加熱制御する加熱制御システム(スカイブルー製)と高温第一壁のコニカル部ヒータ及び熱電対の接続も完了した。ただし、真空容器等の冷却機構が現在のところ未整備(今後整備の予定)なので高温壁の加熱温度は200℃程度までに抑える必要がある。2015年初めには、高温第一壁ほか各部位の温度を測定する熱電対の全信号が記録できるよう計測器の整備が完了したので、200℃までの加熱をおこなった。今回、この高温第一壁を制御する加熱制御システムが正常に動作することが確認できたのでここに報告する。続きを見る |
目次 | 1.高温壁加熱制御システム 2.動作結果 3.まとめ |
詳細
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登録日 | 2018.09.13 |
更新日 | 2018.09.18 |