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Abstract |
90年代以降、雇用流動化による新たな日本的経営システムへ移行が進められている。同時に、人間力や社会人基礎力などの職業人養成を目的としたキャリア教育が実施され、職業体験に留まらず日常生活における様々な経験をキャリア形成につなげることが求められている。本稿は、キャリア教育なかでも社会人基礎力の政策的な展開を整理し、それが過酷な若者の労働のリアリティに触れていないことや、社会人養成よりも職業人養成に過度...に傾斜していることへの批判的考察を行う。そして、社会人養成にむけて労働のリアリティに立脚した職業教育、シティズンシップ教育の必要性を提起する。show more
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Table of Contents |
はじめに 1.キャリア教育の展開 2.人間力・社会人基礎力の衰退理由と展開 3.若者の就業問題・職業教育をめぐる検討課題
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