<紀要論文>
緊急行為の違法評価における衡量判断について(1)

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目次 はじめに
 1.研究の背景
 2.問題意識
 3.本稿の目的と検討方法
 4.概念の整理および表記の方法
Ⅰ わが国の議論状況
 1.緊急避難の法的性質と衡量判断に対する判例の立場
  1.1 判例における緊急避難の法的性質
   (1)判例分析
   (2)以上に対する学説の理解
  1.2 判例における衡量判断
   (1)「害の均衡」として行為要件で検討しているもの
   (2)「相当性」の内容として検討しているもの、具体性のないもの
  1.3 小括
 2.学説における議論状況
  2.1 緊急避難の法的性質論
   (1)責任阻却説
   (2)違法阻却説
   (3)可罰的違法阻却説
  2.2 違法阻却説背後の不処罰根拠(正当化原理)
   (1)概要
   (2)各説に対する批判と検討
  2.3 検討―違法阻却説の問題性と衡量判断に関わる諸問題
   (1)避難行為者と危難の被転嫁者との関係
   (2)違法阻却という法効果と衡量判断の関係
   (3)他の要件は必要か
 3.検討課題の整理   (以上本号)
Ⅱ フランスにおける議論状況
Ⅲ 結論
おわりに
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登録日 2025.08.27
更新日 2025.08.28