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ヴィルヘルム・ラーベ:『著作集』(Ⅱ)

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概要 今回は十九世紀のドイツ人作家ヴィルヘルム・ラーベの中期、後期の作品紹介。大まかに述べると、十九世紀後半ドイツにおいては、ジャン・パウル的擬態の方法を用いて、ゲーテをお手本、隠れ蓑にして、市民社会に面従腹背するしかないであろう。(『アブ・テルファン』)。教師や牧師が、面従腹背して、知性を発揮させると、戦争には勝つし、噂の真相にも迫れる。(『ホラッカー』)。しかし面従腹背は上手に演じないと、狂気に陥っ...たり(『ドイツの月光』)、野垂れ死にしたりする危険性がある(『フォーゲルザングの文書』)、と総括できよう。ジャン・パウル、ラーベを尊敬している現代の作家は、ヘルマン・ヘッセやギュンター・グラスである。付録には、クライストの『逸話集』、原文付きで、ドイツ語自習用。続きを見る
目次 アブ・テルファン(Abu Telfan 1867) ........3頁
ドイツの月光(Deutscher Mondschein 1873) ........228頁
ホラッカー(Horacker 1876) ........242頁
フォーゲルザングの文書(Die Akten des Vogelsangs 1896) ........342頁
解説 ........464頁
あとがき ........479頁
付録 ハインリヒ・フォン・クライスト『逸話集』(Heinrich von Kleist[1777-1811]: Anekdoten) ........480頁

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登録日 2025.03.11
更新日 2025.03.11

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