<テクニカルレポート>
成熟期を迎えつつあるグローバルなICT普及の動向 : 世界215ヵ国・地域を対象とした長期データ観察
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概要 | 本稿では、グローバルなICT普及の動向について、包括的・定量的な実態把握を行うため、 1990年から2020年までの215カ国・地域を対象に、所得・教育水準とICT普及の関係やジ ニ係数の計測、ICT装備量等の長期データ観察を行った。その結果、携帯電話やインターネ ットが所得・教育水準を問わずグローバルに普及しており、2010年以降は携帯電話のジニ係数低下が鈍化している一方で、インターネットのジニ...係数は2020年までほぼ一定のペースで低下し続け、両者のジニ係数の乖離が縮まってきていること、などが明らかとなった。ICT装備量をみると、2010年以降は携帯電話の増加ペースが鈍化する中、インターネット(除固定BB)の増加が成長を牽引しており、携帯電話は普及の成熟期を迎えつつあることが窺える。この点を一人当たりICT装備量で確認すると、2020年にはアフリカ以外は携帯電話のみで1人1装備を超えており、多くの国・地域で携帯電話が行き届いていることが包括的なデータ観察で検証された。続きを見る |
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登録日 | 2025.03.06 |
更新日 | 2025.03.17 |