<学術雑誌論文>
アフガニスタン緑の大地計画 : 伝統に学ぶ灌概水利事業

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概要 戦禍や干ばつなど世界に起こる困難の縮図であるアフガニスタンに命をささげた中村哲医師の生きざまに触れ,土木・農業系技術者さらにはすべての人々の考えるべき方向性の一助になればと願い,技術報告の視点を超えてPMS (Peace Japan Medical Services) の活動を紹介した。「百の診療所よりも一本の用水路を」は土木技術者にとってはプライドを大いに刺激される言葉である。そのように中村医師...は多くの言葉を残した。なぜ中村医師が水利灌漑事業に邁進したのか,土木灌漑技術者でも思いつかないような発想のもと,日本の江戸時代の伝統的な工法によりどころを求め,灌漑耕作地域の確保拡大に成功していく効果は計り知れない。あとを継いだ地元のPMSスタッフが,中村医師の灌漑方式の基本を守り事業を継承している現場を紹介した。さらに中村医師が没した後,中村医師の想いと事業普及のために後継者が完成させたPMS方式灌慨事業ガイドラインの一端を紹介し,多くの土木関係者が,そこに現れた思索と行動に触れていただくよう願う。続きを見る
目次 I. はじめに
II. アフガニスタンの干ばつと中村医師
Ⅲ. 緑の大地計画
 1. 「緑の大地計画」の理念と実際
 2. PMS方式灌漑事業の技術的評価
 3. 灌漑地域の社会変化と事業評価
 4. その後のPMS方式灌漑事業の展開
Ⅳ. PMS方式灌漑事業ガイドライン
 1. ガイドライン作成に至る経緯
 2. ガイドラインの概要
 3. PMS方式灌漑事業の普及
 4. 普及にあたっての課題
 5. 中村医師の普及への思いとその継承
V. これからの展望
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登録日 2023.12.27
更新日 2024.12.06

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