<紀要論文>
高専における異文化間交流の現状と異文化理解教育の実践
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概要 | 2004年の独立行政法人化以降、高等専門学校では留学生と日本人学生の異文化理解教育に対する関心が高まり、A 高専でも2010年から留学生と日本人学生対象の「異文化理解」を開始した。本稿ではその実践と成果について報告することを目的とした。異文化適応などに関する講義は、受講者に馴染みのなかった異文化に関する知識の習得及び講義後のグループ活動で生じる異文化接触を考える契機となること、異文化理解に関する...発表等を行うグループ活動は、グループ固有の新たな文化を創り、問題を解決し、活動自体によって異文化理解が行われることが明らかになった。 また、授業初回と最終回に異文化理解に対するイメージを尋ねた結果、【遠いつながり】から【身近な人との相互理解】へ、【集団間の理解】から【身近な人との相互理解】へ、【複雑】から【異「文化」の存在への気づき】へのように変化することが示された。これは授業を通し、異文化が個にも存在することを認識したこと、それによって身近な人と理解し合うことの重要さに気づいたためだと推察される。続きを見る |
目次 | 1 .はじめに 2 .高専における異文化間交流の現状 3 .A 高専の異文化理解科目設置の背景と 「異文化理解」概要 4 .研究目的と方法 5 .「異文化理解」の授業展開 6 .異文化理解に対するイメージの変化 7 .まとめと今後の課題 |
詳細
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登録日 | 2022.05.06 |
更新日 | 2023.08.18 |