<紀要論文>
熱線・冷線式温度流速計用の校正装置の試作
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概要 | 九州大学応用力学研究所では, 様々な大気環境問題に関連した実験研究を行うため, 温度成層風洞を用いて種々の大気成層流を測定部内に再現している. この温度成層した流れでは, 大気安定度との相似性を確保するため, 気流風速が2.5 m/s以下の低風速で, また気流湿度が室温から約120℃までの大きな変化を伴う. このような温度変化を有する流れ場において速度および温度変動を同時測定するため,熱線と冷線を...組み合わせた温度流速計がよく用いられる. 熱線流速計は気流の速度変化と同様に温度変化に対しても出力が変化するため, この分を温度測定により補償し, 速度変動と温度変動を正確に分離してそれぞれ精度良く測定しなければならない. このためには温度変化をとりこんだ精度の高い速度の評価式を正確な校正によって作成する必要がある. したがって温度流速計の校正においては広範囲の気流温度に対して所定の風速変化を与える必要がある.本研究の目的は温度流速計の校正を簡便にかつ精度良く行うための校正装置を開発することである.続きを見る |
目次 | 1. はじめに 2. 本装置の概要 3. 装置の仕様 4. 本体部分の構成 5. 使用部品と材料 6. 各部の説明 7. 計測部の性能試験 8. 装置の特性 9. おわりに 謝辞 参考文献続きを見る |
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登録日 | 2022.01.18 |
更新日 | 2023.08.01 |