<紀要論文>
TRIAM-1Mにおける長時間電流駆動放電時の不純物挙動と材料損傷
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概要 | 実機トカマク装置におけるプラズマ対向材の原子レベルでの材料損傷を調べること及び長時間トカマク放電下における不純物発生・輸送挙動を調べ,不純物の低減化法を検討することを目的として,TRIAM-lMにおいてコレクタープローブ実験を行うと共に,放電実験で使用されたリミターの損傷観察を行った.その結果,プラズマ放電に曝した試料には,高エネルギーの荷電交換中性水素粒子の照射による転位ループや低エネルギー水素...照射による水素集合体が形成されることが明らかとなった.これらは,材料の劣化や水素リサイクリングに大きな影響を与えるものと予想される.また,長時間放電下ではリミターエッジ先端からの蒸発によりモリブデンが放出され主プラズマ中に混入するが,スパッタリング等により真空容器から放出される鉄,クロム等は,スクレイプオフ層のスクリーニング効果により主プラズマ中に混入し難いことがわかった.さらに,金属不純物の低減化法,及び長時間プラズマ放電における問題点について指摘した.続きを見る |
目次 | 1. 序論 2. 実験方法 3. 実験結果 4. 考察 5. 結論 |
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登録日 | 2022.01.18 |
更新日 | 2023.07.31 |