照射された金属・合金の陽電子消滅寿命計測 - 九大コレクション | 九州大学附属図書館

＜紀要論文＞
照射された金属・合金の陽電子消滅寿命計測

作成者	著者識別子 30013519 作成者名蔵元, 英一 Kuramoto, Eiichi クラモト, エイイチ所属機関所属機関名九州大学応用力学研究所 : 教授 Institute for Applied Mechanics, Kyushu University : Professor
	作成者名竹中, 稔 Takenaka, Minoru タケナカ, ミノル所属機関所属機関名九州大学応用力学研究 : 文部技官
	作成者名高野, よそ子 Takano, Yosoko タカノ, ヨソコ所属機関所属機関名東芝原子力技術研究所
	作成者名菊池, 直樹 Kikuchi, Naoki キクチ, ナオキ所属機関所属機関名九州大学大学院総合理工学研究科 : 修士課程 Interdisciplinary Graduate School of Engineering Sciences, Kyushu University : Master's Program
本文言語	日本語
出版者	九州大学応用力学研究所
出版者	Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University
発行日	1987-01
収録物名	應用力學研究所所報
巻	63
開始ページ	109
終了ページ	125
出版タイプ	Version of Record
アクセス権	open access
JaLC DOI	https://doi.org/10.15017/4743782
概要	中性子あるいは高エネルギー重イオンで照射された純鉄, 鉄クロム合金等に対して陽電子消滅寿命計測を行い, 導入された欠陥, およびその集合体の性質を等時焼鈍過程を通して明らかにした. 純鉄中には室温照射後マイクロボイド成分が陽電子消滅寿命スペクトルの解析より見い出され, 原子空孔の移動温度が室温以下であることとよく対応する. 格子間原子集合体の成分の回復も見られいくつかのステージに分かれて回復する.... マイクロボイドは300°C~350°Cで回復することが多い. クロムを添加 (10%) した合金では原子空孔は200°C付近で移動消滅し, さらに炭素を添加 (0.07%) した二相合金(Fe-10%Cr-0.07%C) および実用鋼JFMSではそのステージは150°C付近にある. これらの合金の格子間原子集合体の挙動は複雑である. それは照射のカスケードの有無, 照射温度等によって格子間原子の集合体の形態が様々に異なるからである. その回復温度も300°C付近から500°C付近までの間に分布している.続きを見る
目次	1. はじめに 2. 実験方法 3. 実験結果および考察参考文献

本文ファイル

ファイル	ファイルタイプ	サイズ	閲覧回数	説明
63_p109	pdf	823 KB	208

詳細

PISSN	0030-7734
NCID	AN00026715
レコードID	4743782
主題	Iron
	Iron-10%Chromium
	Neutron irradiation
	Ni ion irradiation
	Positron annihilation lifetime measurement
	Vacancy
	Interstitial atom
	Interstitial cluster
	JFMS
タイプ	論文
タイプ	Articles
登録日	2022.01.18
更新日	2023.03.04