<紀要論文>
振動角柱による二次流れ
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概要 | 円筒形水槽内で正四角柱を正弦的に振動させた場合に生じる二次的循環流を実験的に調べた.角柱を辺に平行に振動させた場合,流れ模様は無次元量r_0√<ω/γ>とs/r_0によって3つのタイプに分類される。ここで,r_0は正方形断面の一辺の長さの1/2,ωは角振動数,γは動粘性係数,sは振動振幅である。特に,振幅が小さい範囲では,流れ模様はr_0√<ω/γ>によって決まる。r_0√<ω/γ><1では,流れ...の場全体は,振動軸に沿って角柱に向かい,振動軸に直角に角柱から遠ざかる対称な4つの循環流によって占められる.5>r_0√<ω/γ>>1の範囲では,角柱の角で剥離が起り,振動軸に平行な辺の上に先端で閉じた双子渦が形成される.r_0√<ω/γ>>5では,閉じた形での双子渦はなくなり,各辺の上に互いに逆の回転方向を持った二つの循環流が形成される.さらにr_0√<ω/γ>が大きくなると,角柱に接した循環流は縮小し,その外側に4つの外部循環流が現われる.角柱に接した循環流の回転中心の位置は,振幅が小さい範囲においては,振幅に依存せず,r_0√<ω/γ>によってのみ決まる.角柱を対角線方向に振動させた場合,振動軸上の角の前方に双子渦が形成される.続きを見る |
目次 | 1. 緒言 2. 実験方法 3. 実験結果 3.1. 辺に平行に振動させた場合 3.2. 対角線方向に振動させた場合 4. 結言 |
詳細
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登録日 | 2022.01.18 |
更新日 | 2023.03.04 |