<紀要論文>
加振円柱をすぎる流れに関する予備的実験
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概要 | 風胴装置を用いて,一定の加振が円柱をすぎる流れ,とくに剥離点の後退におよぼす効果を遷移領域で調べた.測定は熱線風速計および煙による流れの可視化の方法で行なった.軸方同に加振した円柱(直径10. 0 cm)においては,intermittenceの現象が定常円柱のときより広いReynolds数範囲にわたるが,臨界レイノルズ数自体はあまり変わらないことが見出だされた.主流方向に振動する円柱(直径32. ...2cm)では,実験範囲内(振動数<5Hz,振幅<6cmΔU/U_0<約0. 04)では明確な加振効果は観測されなかった.本実験で用いた装置では,円柱の片方(下側)が常に他方(上側)よりも低いReynolds数で遷移した.但しスプリッタプレートをつけたときは大小関係が上下で逆転した.また,双方における臨界値はプレートなしのときより接近した.粗面によって積極的に流れに非対称性を作り出す実験も行なった.片方の早期の遷移は他方の遷移を遅らせる効果があることがわかる.続きを見る |
目次 | 1. はじめに 2. 軸方向に振動する円柱に関する実験 2.1 実験の方法 2.2 実験の結果 3. 主流方向に振動する円柱に関する実験 3.1 実験の方法 3.2 実験の結果 4. おわりに |
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登録日 | 2022.01.18 |
更新日 | 2023.03.04 |