<学術雑誌論文>
小腸移植の現況 : 九州初の脳死小腸移植を実施して
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概要 | 小腸移植は拒絶反応のコントロールが困難で, 移植後の感染症をはじめとする合併症が多いことから, その成績は他の臓器移植の成績と比較して満足できるものではなかった. しかし, 免疫抑制療法, 移植周術期管理, 拒絶反応モニタリング技術の進歩などにより近年その成績は向上し, 短腸症候群や腸管運動機能障害などの小腸不全患者の根本的な治療方法として確立されてきている. 世界的には年間約200例の小腸移植が...行われており, その成績も移植後1年生存率は80%程度にまで改善してきている. 日本国内では2011年6月までに18例の患者に対し, 20回の小腸移植が行われており本邦でもその成績向上を背景に症例数が今後増加してくるものと考えられる. 本稿では小腸移植の国内外の現状について概説するとともに2010年9月, 当科において九州では初めてとなる脳死小腸移植を実施した1例について経過を報告する.続きを見る |
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登録日 | 2012.10.02 |
更新日 | 2021.07.28 |