<テクニカルレポート>
海洋レーダー観測庫内温度の監視・警報発信装置
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概要 | 対馬暖流は東シナ海から対馬海峡を通って日本海に入る。日本海の上流側にあたる対馬海峡の海況を知ることは、日本海の研究にとって非常に重要な意味をもっている。東アジア海洋大気環境研究センター海洋力学分野では、2002年から対馬海峡周辺に2機種7基の海洋レーダーを配備し、対罵海峡東西水道の表層海流を継続して計測・監視している。この事業における技術目標の一つは,欠測の少ない自動計測システムの開発・整備である...。しかし欠測を減らすには解決しなければならない次の課題があった。海洋レーダー機器を収納している観測庫は、断熱構造で密閉するとともに、エアコンで室内の温度を調節している。エアコンの故障や不具合で観測庫内の温度が適切な範囲に保たれない場合には、レーダー観測が停止し欠測になってしまう。そればかりでなく、観測庫内の海洋レーダー機器にも悪影響を及ぼす。温度異常で生じるこのような不具合を最小限にするには、室温の異常状態を海洋レーダー管理者(以下管理者という)が直ちに察知し、迅速に対応しシステムを復旧する必要がある。そこで、観測庫内の温度を自動で常時監視し、室温異常発生時には管理者あてに警報を発信する装置を導入した。本稿ではこの装置の選定過程と有効事例を紹介する。続きを見る |
目次 | 1 .はじめに 2. エアコンの不具合事例 3. 温度監視・警報装置の検討・開発 4. 設定と運用 5. まとめ |
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登録日 | 2018.12.05 |
更新日 | 2018.12.06 |