<学術雑誌論文>
頭蓋底腫瘍の治療成績

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概要 脳神経外科手術は,1960 年代の手術用顕微鏡の導入以来,著しい進歩を遂げてきた.また,本邦は,経済協力開発機構(OECD)参加30 カ国の中でも圧倒的にCT,MRIの導入率が高く,脳腫瘍の早期発見例も増加している.さらに,1990 年代には,手術中にリアルタイムで手術部位に関する情報を提供する,有用な手術支援装置であるニューロナビゲーションシステムが導入され,普及してきた.しかしながら,脳腫瘍,...なかでも頭蓋底腫瘍は,頭蓋底を走行する脳神経や脳幹,重要血管を巻き込んだり圧迫したりしながら発育しており,また,しばしば診断時に既に巨大な腫瘤を形成していることもある.頭蓋底腫瘍摘出術による脳神経麻痺や片麻痺などのmorbidity の発生率は依然高いのが現状であり,我々脳神経外科医にとって未だにchallenging な疾患である.頭蓋底腫瘍のうち,聴神経腫瘍,錐体斜台部髄膜腫,頸静脈孔腫瘍について概説し,我々の治療成績を紹介する.続きを見る

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pdf p119 pdf 1.36 MB 8,496  

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登録日 2010.10.06
更新日 2021.07.28

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