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<図書>
近代美学入門
キンダイ ビガク ニュウモン

責任表示 井奥陽子著
シリーズ ちくま新書 ; 1754
データ種別 図書
出版者 東京 : 筑摩書房
出版年 2023.10
本文言語 日本語
大きさ 314, ivp, 図版 [8] p : 挿図, 肖像 ; 18cm
概要 近代美学は、17〜19世紀のヨーロッパで成立しました。美学と言っても、難しく考えることはありません。「風に舞う桜の花びらに思わず足を止め、この感情はなんだろうと考えたなら、そのときはもう美学を始めている」ことになるからです。本書は、芸術、芸術家、美、崇高、ピクチャレスクといった概念の変遷をたどり、その成立過程を明らかにしていきます。
目次 第1章 芸術―技術から芸術へ(「建築は芸術か」
アート=技術(古代〜中世)
アートは技術(学芸)の意味だった
アート=芸術(近代以降)何が芸術で、何が芸術でないのか?)
第2章 芸術家―職人から独創的な天才へ(「独創的な芸術家は世界を創造する」
芸術家をとりまく環境と作者の地位の変遷
芸術家にまつわる概念の変遷
作者と作品の関係をどう捉えるか?)
第3章 美―均整のとれたものから各人が感じるものへ(「美は感じる人のなかにある」
美の客観主義(古代〜初期近代)
美の主観主義(18世紀以降)
美の概念とどのように付き合うのがよいか?)
第4章 崇高―恐ろしい大自然から心を高揚させる大自然へ(「崇高なものが登山の本質だ」
山に対する美意識の転換
「崇高」概念の転換
芸術は圧倒的なものとどのように関わることができるか?)
第5章 ピクチャレスク―荒れ果てた自然から絵になる風景へ(「絵になる景色を探す旅」
風景画とピクチャレスクの誕生
ピクチャレスクの広がり(観光と庭園)美や芸術は自然とどのように関わることができるか?)
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所蔵情報


中央図 4A 701.1/I 61 2023
110012023045864

芸工図 3F 書架 | 新書 701/I61 2024
150012024000045

中央図 4Wa 指定書[法/基礎法学] 701.1/I 61 2023
110012023076290

言文 独語 701.1/I 61 2023
110012023051358

書誌詳細

一般注記 読書案内: p303-314
著者標目 井奥, 陽子 <イオク, ヨウコ>
件 名 BSH:美学
分 類 NDC9:701.1
NDC9:080
NDC10:701.1
書誌ID 1001791682
ISBN 9784480075840
NCID BD04219741
巻冊次 ISBN:9784480075840 ; PRICE:1100円+税
登録日 2023.11.28
更新日 2024.05.07

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