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<図書>
ロンドンにおける戦死者追悼と市民 : 「民衆の巡礼」と「市民的愛国心」
ロンドン ニオケル センシシャ ツイトウ ト シミン : 「ミンシュウ ノ ジュンレイ」ト「シミンテキ アイコクシン」

責任表示 吉田正広著
データ種別 図書
出版情報 京都 : 晃洋書房 , 2022.3
本文言語 日本語
大きさ iii, 167, 5p ; 22cm
概要 戦争記念碑は、遺族にとっての「悲しみの場」であり、国民国家への犠牲を求める「顕彰の場」でもある。一方でロンドン・シティにおける戦争記念碑の設立や追悼式典には、世界の金融市場としての地域コミュニティのアイデンティティが深く関わっている。本書は、戦争記念碑の研究をこれまでの国民国家とナショナリズムを中心としたものだけでなく、地域社会のアイデンティティなど幅広い研究動向のなかに位置づけ、重層的なナショナ...ズムの問題として捉え直している。人々の心性にも迫ることで「戦死者追悼の社会史」を目指し、あらたな意味を問う。続きを見る
目次 序章 「顕彰の場」か「悲しみの場」か—戦争記念碑の研究史(国民の記憶、帝国の記憶—日本における記念碑研究
ジェイ・ウィンターの悲しみの文化史 ほか)
第1章 ホワイトホール・セノタフ—「民衆の巡礼」から国家の追悼施設へ(ロンドン戦勝パレードと「仮のセノタフ」
第一回休戦記念日と「二分間の沈黙」 ほか)
第2章 ロンドン・シティの市民的記念碑「ロンドン部隊記念碑」—地域の市民的愛国心(ロンドン部隊記念碑
ロンドン部隊の行進とロンドン部隊記念碑の設立 ほか)
第3章 ロンドン・シティの金融機関と戦死者追悼(休戦直後におけるシティの金融機関の戦死者追悼活動
イングランド銀行の職員層と第一次世界大戦 ほか)
第4章 現代に引き継がれる第一次世界大戦の戦死者追悼式典(二〇一七年一一月一二日の追悼式典
現代の追悼式典で捧げられたリースと「ロード・メイヤーズ・ショウ」)

所蔵情報



中央図 自動書庫 233.07/Y 86 2022
110012024007093


文 西史(研究室) 233.07/Y 86 2022
110012023027361

書誌詳細

別書名 標題紙タイトル:Commemorations of the war dead and citizens in London : people's pilgrimages or the civic patriotism
異なりアクセスタイトル:ロンドンにおける戦死者追悼と市民 : 民衆の巡礼と市民的愛国心
一般注記 参考文献あり
著者標目 吉田, 正広 (1956-) <ヨシダ, マサヒロ>
件 名 BSH:イギリス -- 歴史 -- 20世紀  全ての件名で検索
BSH:世界大戦 (第一次)
BSH:記念碑
NDLSH:イギリス -- 社会 -- 歴史 -- 20世紀  全ての件名で検索
NDLSH:世界戦争 (1914-1918) -- 戦没者  全ての件名で検索
NDLSH:記念碑 -- イギリス -- ロンドン  全ての件名で検索
分 類 NDC9:233.07
NDC10:233.07
NDLC:GG242
書誌ID 1001786039
ISBN 9784771036161
NCID BC13362909
巻冊次 ISBN:9784771036161 ; PRICE:3000円 (税別)
NBN JP23661727
登録日 2023.09.20
更新日 2023.09.20

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