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<図書>
沖縄の生活史
オキナワ ノ セイカツシ

責任表示 沖縄タイムス社編
データ種別 図書
出版情報 東京 : みすず書房 , 2023.5
本文言語 日本語
大きさ xx, 855p ; 22cm
概要 100人が語り、100人が聞いた、沖縄の人生。たくさんの小さな声を織り上げた、膨大な聞き書き集。沖縄タイムス紙上での連載記事「沖縄の生活史〜語り、聞く復帰50年」に、新たに15本の語りと、監修者のまえがき、あとがきを加え、待望の書籍化。
目次 あの時の東京はね、お店の正面に「沖縄者お断り」って書いてあったんだよ。野蛮人と言ってから
「おい、比嘉君ね、これからが僕らの時代だよ」って言うんだよ
おじー必ず、運転したいって言ってさ、どうしても運転したいって
爆弾の破片とか、買いに来る業者がいたわけ。家にね。そこの業者さんに売ったりしてた。小遣い稼ぎ。一キロ売ったらいくらだよということで
耕運機買うのも、吉本家が初めて。開墾するのも、吉本が初め。みんなやらないわけよ、こんなの
なんでないのって聞いたら一番上の兄が(給料を)そっくり持っていってあるわけよ
努力しなくても、なんとかなるさじゃないわけよ。努力しての結果が「なんくるないさ」、それ全然違うね
裏返して、僕の住所を書いたわけ。その時にまぁ、ポロポロポロポロ泣いたよ
ブランクなくドラムたたいてきたから、俺みたいにいろんなジャンルのドラムを経験してきたのは珍しいんじゃないかね
ある奥さんはさ、必ず「あんた連れて行って、子どもが大きくなるまで一緒に育ててくれないか」と言いよったけど
でも、見てくれてたんだぁー、分かってくれてたんだぁーってのがあって。すごいあの言葉は忘れられなかった
沖縄の歴史から呼ばれて、自ら沖縄の歴史を呼び込んでいく、その在り方みたいなもの
だからほんとにしたいと思ったこともそのときなかったし。諦めてたから
俺の妹と父ちゃんは、ちゃんと国から感謝状もらってるけど警察署から。俺はちゃんと逮捕状もらってるよ(笑)
夜寝られない。起こされて、もう亡くなる人が、亡くなった人が来てよ、もう死んだまま。もう大変だった。墓が開く時は、誰がって分かりよったわけよ
仕事も全部、覚えてきている時だから、二六ぐらいだと思うけど。その頃に偽札が横行したのよ。二〇ドル札の偽札が
「いーいーなぁ、うやんくゎんやん、この戦争ややん、ぬーがないら分からんくとぅやん、やらはんどー」んち。おばあがウリさるばー
だから当時のコザはやっぱり怖かったですよ。行くと。白人はクルカジャーシーって黒人の匂いが嫌いだし。黒人はまた白人の匂いが嫌い、キモチワリーみたいな
わじわじーですよ。怒り狂って、あぎじゃびよー、たっけーらせーと
生物の時間だったのかな?「えっ、メダカ?メダカ見たことない」って言ったら、みんなが笑うわけ〔ほか〕
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所蔵情報



理系図1F 開架 219.9/O 52 2023
130012023005484

書誌詳細

一般注記 監修: 石原昌家, 岸政彦
『沖縄タイムス紙』の連載企画「沖縄の生活史 : 語り、聞く復帰五十年」の記事として、掲載した85本に加えて、掲載していない15本の原稿をまとめたもの
著者標目 沖縄タイムス社 <オキナワ タイムスシャ>
石原, 昌家 (1941-) <イシハラ, マサイエ>
岸, 政彦 (1967-) <キシ, マサヒコ>
件 名 NDLSH:沖縄県 -- 歴史 -- 1945-  全ての件名で検索
分 類 NDC9:219.9
NDC10:219.9
書誌ID 1001780925
ISBN 9784622095989
NCID BD02184511
巻冊次 ISBN:9784622095989 ; PRICE:4500円+税
登録日 2023.07.14
更新日 2023.07.14

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