<図書>
江戸水没 : 寛政改革の水害対策
エド スイボツ : カンセイ カイカク ノ スイガイ タイサク
責任表示 | 渡辺浩一著 |
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シリーズ | ブックレット「書物をひらく」 ; 21 |
データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 平凡社 , 2019.11 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | 82p : 挿図, 地図 ; 21cm |
概要 | 人工都市江戸を、暴風雨や高潮が襲い、被害が繰り返される。水害は、ただに自然の脅威というばかりではなく、人為が、被害を大きくする要因となってもいた。田沼時代に隅田川に造成された中洲が洪水を激化させ、松平定信がこの殷賑の地を撤去する。そこに、どんな利害が、支配の意思が、住民の意図が、そして水害対策の知恵が、働いていたか。江戸の経験を今に生かす災害歴史学の試み。 |
目次 | 1 洪水の減災対策—三俣中洲富永町の撤去(寛政改革の都市政策 寛保二年大水害の教訓 明和八年の三俣中洲造成 天明六年大水害をもたらした気象現象 大水害の様相 減災対策としての三俣富永町撤去 三俣富永町撤去の経過 緊急避難場所の設置 三俣富永町撤去の意味) 2 高潮被災地の「復興」—深川洲崎のクリアランス(寛政三年の高潮 二つの復興案 町年寄の提案と幕府での協議 クリアランスの実態 その後の深川洲崎 安政東日本台風 空き地の減災効果の検証 何が問題なのか) 3 災害記録の管理と対策マニュアルの策定(洪水を記録する 洪水対策マニュアル マニュアル策定の意味)続きを見る |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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中央図 2A | 213.61/W 46 | 2019 |
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110012020508080 |
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書誌詳細
一般注記 | 大規模学術フロンティア事業「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業)のなかの異分野融合研究「歴史資料を活用した減災・気候変動適応に向けた新たな研究分野の創成」(代表田村誠、茨城大学地球変動適応科学研究機関との共同研究)における研究成果の一部 |
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著者標目 | 渡辺, 浩一(1959-) <ワタナベ, コウイチ> |
件 名 | BSH:東京都 -- 歴史
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BSH:風水害 -- 歴史 全ての件名で検索 BSH:水害予防 -- 歴史 全ての件名で検索 NDLSH:風水害 -- 東京都 -- 歴史 -- 近世 全ての件名で検索 NDLSH:江戸 |
分 類 | NDC8:213.6 NDC9:213.61 NDC10:213.6105 |
書誌ID | 1001695399 |
ISBN | 9784582364613 |
NCID | BB29273899 |
巻冊次 | ISBN:9784582364613 ; PRICE:1000円 (税別) |
登録日 | 2020.06.10 |
更新日 | 2020.06.10 |