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<図書>
海賊史観からみた世界史の再構築 : 交易と情報流通の現在を問い直す
カイゾク シカン カラ ミタ セカイシ ノ サイコウチク : コウエキ ト ジョウホウ リュウツウ ノ ゲンザイ オ トイナオス

責任表示 稲賀繁美編
データ種別 図書
出版情報 京都 : 思文閣出版 , 2017.2
本文言語 日本語
大きさ xviii, 814, xviiip ; 22cm
概要 本書は、文化交渉・交易全般における「海賊行為」を綜合的に再検討することを目的とし、国際日本文化研究センターで行われた共同研究の報告書である。ここで言う「海賊行為」とは、交易路に対する私掠、著作権・複製権への侵害、公的秩序へのサボタージュ、さらには近年のサイヴァー攻撃などを含む。狭義の美術史、文化史、交易史のみならず、経済史、国際法、情報流通論などの分野の知見をも学際的に取り入れ、国際的視野から葛藤...現場を解明する。続きを見る
目次 第1部 インターネット時代の知的財産権と海賊行為(ネットの海は無法か—インターネットにおける“海賊行為”について
“ひろゆき”とは何だったのか—「2ちゃんねる」からも「ニコニコ動画」からも離れて ほか)
第2部 剽窃・贋作・模造品の遊泳術(「永仁の壼」と昭和の陶芸史—ニセモノから芸術史を再考する試み
捏造された人魚—イカサマ商売とその源泉をさぐる ほか)
第3部 「大航海時代」再考—海賊の海の歴史を再訪する(海賊史観からみた世界交易史・試論
人類の敵—グロティウスにおける海賊と航行・通商の自由 ほか)
第4部 認知か越境か?—近代国民国家体制の制度的綻びと海賊的侵犯行為と(植民地美術行政における海賊的境界侵犯—インドシナ美術学校とベトナム画家の「怪帆の術」
アントニン・レーモンドとル・コルビュジエ、建築における海賊行為—形式ではなく精神性が与えた影響についての考察 ほか)
第5部 海賊の修辞学—暗喩と交通(修辞学における西洋と日本と中国—その受容と変容をめぐって
“Immature poets imitate
mature poets steal”—テクストの/における“海賊行為”にかんする予備的考察 ほか)
航海日誌抄録—海賊商品流通の学際的・文明史的研究で行った3つの美術展
続きを見る

所蔵情報



中央図 自動書庫 209/I 52 2017
026112017001064

書誌詳細

別書名 標題紙タイトル:Pirate's view of the world history : a reversed perception of the order of things
一般注記 文献あり
著者標目 稲賀, 繁美(1957-) <イナガ, シゲミ>
件 名 NDLSH:世界史
NDLSH:海賊 -- 歴史  全ての件名で検索
分 類 NDC8:041
NDC9:209
書誌ID 1001650624
ISBN 9784784218813
NCID BB23336985
巻冊次 ISBN:9784784218813 ; PRICE:14000円 (税別)
登録日 2018.02.06
更新日 2018.02.06

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