<図書>
カント哲学の奇妙な歪み : 『純粋理性批判』を読む
カント テツガク ノ キミョウナ ユガミ : ジュンスイ リセイ ヒハン オ ヨム
責任表示 | 冨田恭彦著 |
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シリーズ | 岩波現代全書 ; 098 |
データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 岩波書店 , 2017.1 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | xix, 218p : 挿図, 肖像 ; 19cm |
概要 | 近代哲学はカントの認識論で素朴な経験主義を脱し、自然科学から自立したという理解は本当だろうか?哲学史的事情を踏まえるなら、カントの哲学は自然科学を形而上学によって基礎づけたのではなく、自然科学を基盤としてそれに形而上学の装いを与えたのではなかったか。自然主義と全体論の視点から近世哲学史を再検討する。 |
目次 | 第1章 論理空間が奇妙に歪んでいる—自然主義の伏流(『純粋理性批判』の初期の批評から ロックとカントは相似形の枠組みの中で考えている ほか) 第2章 物自体はどこから来たのか—仮説的視点の劣化(なにごとも「体験」から? デカルトの二元論に戻って ほか) 第3章 カントはいわゆる「一般観念」をこのように考えた—図式論の理解のために(英語の読めないカントはイギリス哲学をどのようにして読んだか 概念を直観化することとしての「構成」 ほか) 第4章 「無限判断」とは言うものの—伝統的論理学のよくない使い方(判断の量と質のおさらい 不確定言明とは ほか) 第5章 自然科学なのに無理に形而上学のふりをして—『純粋理性批判』の背面の論理(アプリオリな総合判断には二つの種類がある 「概念から」—形而上学(純粋哲学)の場合 ほか) |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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中央図 4A | 134.2/To 52 | 2017 |
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032112017013590 |
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中央図 2A | 134.2/To 52 | 2017 |
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032112016030478 |
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中央図 自動書庫 | 134.2/To 52 | 2017 |
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032112016030582 |
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書誌詳細
別書名 | 異なりアクセスタイトル:カント哲学の奇妙な歪み : 純粋理性批判を読む |
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著者標目 | 冨田, 恭彦(1952-) <トミダ, ヤスヒコ> |
件 名 | NDLSH:Kant, Immanuel, 1724-1804 NDLSH:純粋理性批判 |
分 類 | NDC9:134.2 |
書誌ID | 1001620845 |
ISBN | 9784000291989 |
NCID | BB22875022 |
巻冊次 | ISBN:9784000291989 ; PRICE:2100円 (税別) |
登録日 | 2017.02.03 |
更新日 | 2018.02.14 |