<図書>
戦後米国の沖縄文化戦略 : 琉球大学とミシガン・ミッション
センゴ ベイコク ノ オキナワ ブンカ センリャク : リュウキュウ ダイガク ト ミシガン ミッション
責任表示 | 小川忠著 |
---|---|
データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 岩波書店 , 2012.12 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | viii, 295, 29p : 挿図 ; 20cm |
概要 | 戦後アジアで冷戦を戦った米国は、1950年、近代沖縄初の高等教育機関となる琉球大学を創設し、同大学は本土復帰の72年に国立大学に移管された。米軍の委嘱により琉球大学に深く関与したミシガン州立大学の「ミシガン・ミッション」関連史料をはじめとする、沖縄を含む日米双方の公刊・未刊の膨大な資料・文献を駆使して、実証的に分析する。日本敗戦の1945年から72年まで27年間続いた米国軍政のなかに琉球大学の沿革...置いてみると、琉大は確かに沖縄の文化発展や人材育成に多大な貢献をなした。そのいっぽうで二度にわたる「琉大事件」や基地闘争・本土復帰運動・ベトナム反戦運動など反米抵抗運動の拠点にもなり、本土への「同化」を拒否する新世代知識人を生みだした。米国軍政の意図せざる結果としてもたらされた「沖縄アイデンティティーの変容」を考える。続きを見る |
目次 | はじめに 米国の対沖縄文化戦略としての琉球大学 第1章 琉球大学前史—米国文化人類学と米国軍政 第2章 琉球大学の設立 第3章 反米闘争の拠点としての琉球大学 第4章 「日米新時代」の琉球大学—米国の政策転換 第5章 復帰後の国立琉球大学 おわりに 意図せざる結果 |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
中央図 3E | 377.2199/O 24 | 2012 |
|
032112012044625 |
|
書誌詳細
別書名 | 異なりアクセスタイトル:戦後米国の沖縄文化戦略 : 琉球大学とミシガンミッション |
---|---|
一般注記 | 参考文献: 文末p1-8 |
著者標目 | 小川, 忠(1959-) <オガワ, タダシ> |
書誌ID | 1001497035 |
ISBN | 9784000258746 |
NCID | BB11353320 |
巻冊次 | ISBN:9784000258746 ; PRICE:3200円+税 |
登録日 | 2013.01.23 |
更新日 | 2013.01.23 |