<図書>
初期キリスト教の霊性 : 宣教・女性・異端
ショキ キリストキョウ ノ レイセイ : センキョウ ジョセイ イタン
責任表示 | 荒井献著 |
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データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 岩波書店 , 2009.4 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | xii, 262, 20p ; 20cm |
概要 | なぜ、人間らしい生のあり方を阻むものに対する批判的精神を、キリスト教は衰微させたのか。その歴史的な転回点はどこにあったのか。霊性とは、神の霊に応答しつつ生きる人間の、社会的な次元を含むダイナミックな生のあり方を指す。この独自な霊性理解に立って、キリスト教成立期の知られざる諸相を追跡する。救済観と共同体意識の成立、信仰共同体における女性の位置づけ、正統と異端の葛藤—これらはいずれも著者の長年にわたる...約聖書学研究を導いた三つの指標であった。キリスト教の正負両面の歴史を、囚われることなく見定めるための視座を求めて、諸文書の海をわたった営みの到達点を示す最新論集。続きを見る |
目次 | 初期キリスト教における霊性と批判的精神—ルカ文書を中心に 1 宣教と救済(「小さくされた者たち」の共同体—原始キリスト教における「家の教会」と宣教 永遠の生命によせて—ルカ、ヨハネ、トマスを中心に 新約聖書における「聖餐」再考—批判に応えて) 2 女性と異端(使徒「ユニア(ス)」(ローマ人への手紙一六章7節)をめぐって 紀元後二世紀の女性宣教者像—『テクラ行伝』の場合、再考 『ユダの福音書』と『マリアによる福音書』—原始キリスト教におけるその位置づけ イエスの『未知の言葉』に関する一考察—『トマスによる福音書』語録七七再考) 3 原始キリスト教史(最初期のキリスト教共同体 パレスティナから地中海世界へ 地中海世界の諸教会 初期カトリシズムの成立)続きを見る |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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中央図 4A | 193.5/A 62 | 2009 |
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032112012041376 |
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書誌詳細
別書名 | 異なりアクセスタイトル:初期キリスト教の霊性 : 宣教女性異端 |
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一般注記 | 引用文献: 巻末p10-20 索引あり |
著者標目 | 荒井, 献(1930-) <アライ, ササグ> |
件 名 | BSH:聖書 -- 新約
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BSH:原始キリスト教 NDLSH:神学 |
分 類 | NDC8:193.5 NDC9:193.5 NDC9:192 |
書誌ID | 1001495753 |
ISBN | 9784000234634 |
NCID | BA89888136 |
巻冊次 | ISBN:9784000234634 ; PRICE:2600円+税 |
登録日 | 2013.01.10 |
更新日 | 2013.01.10 |