<図書>
笑いのセンス : 日本語レトリックの発想と表現
ワライ ノ センス : ニホンゴ レトリック ノ ハッソウ ト ヒョウゲン
責任表示 | 中村明著 |
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シリーズ | 岩波現代文庫 ; 学術 ; 254 |
データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 岩波書店 , 2011.10 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | vi, 315p ; 15cm |
概要 | 川柳、落語、漫才、小説を題材にして、言語表現が生み出す笑いのメカニズムを、レトリック論の立場から明快に分析し、ユーモラスに解説する。「何を笑うかでセンスがわかる。問われているのはまるごとの人間なのだ」(「あとがき」)と考える著者が、コミカルな笑いからしみじみとしたユーモアまで多彩な文例を選び、笑いを誘う勘どころと「笑いのセンス」を縦横無尽に語る。 |
目次 | 第1章 笑いをめぐる理論(人間と笑い 笑いの効用 笑い声の種類 表情の笑い 笑いの奥にある感情 笑いの哲学小史 日本の笑いと滑稽論 笑いの相関図) 第2章 笑いのレトリック(笑いをつくりだす言語表現の働き 奇先法など 漸層法など 反復の技法 付加の技法 間接化の技法 比喩表現 擬人法など パロディー・洒落など 矛盾と逆説の技法 誇張法など) 第3章 笑いの文学史(狂歌・川柳 江戸小咄 落語 漫才 夏目漱石『坊ちゃん』 夏目漱石『我輩は猫である』 内田百〓(けん) 寺田寅彦・中谷宇吉郎 井上ひさし 文学の笑い傑作選) 第4章 ユーモアの文体論(高田保・木山捷平 尾崎一雄・永井龍男・庄野潤三 井伏鱒二 小沼丹 チャールズ・ラムと福原麟太郎)続きを見る |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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芸工図 3F 書架 | 文庫 | 816/N37 | 2011 |
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050112011008684 |
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書誌詳細
一般注記 | 「文章読本 笑いのセンス」(岩波書店, 2002年2月刊行)の文庫版 |
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著者標目 | 中村, 明(1935-) <ナカムラ, アキラ> |
書誌ID | 1001458573 |
ISBN | 9784006002541 |
NCID | BB07036131 |
巻冊次 | ISBN:9784006002541 ; PRICE:1240円+税 |
登録日 | 2011.10.27 |
更新日 | 2011.10.27 |