<図書>
眼の隠喩 : 視線の現象学
メ ノ インユ : シセン ノ ゲンショウガク
責任表示 | 多木浩二著 |
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シリーズ | ちくま学芸文庫 ; [タ-29-1] |
データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 筑摩書房 , 2008.12 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | 399p : 挿図 ; 15cm |
概要 | 見ること、それは「もの」を知覚すること。視線を意識することは「もの」自体にも作用し私たちの認識に影響を及ぼす。例えば我々は道路に描かれた平行線を手がかりに距離を知覚する。これは絵画の遠近法の影響であり、ひいてはこの知覚に基づき街が造られるようになった。本書は視覚的表現や事物と、人間の関係についての考察。あらゆる表現物に刻み込まれた人々の様態を丹念に読み取り、言語化できない無意識な視線を介して世界を...る方法を提示する。またその無意識の世界が、我々の文化の地層を変えていく様相を丹念に語る。思想・美術など幅広い分野に足跡を残す著者の代表作。続きを見る |
目次 | 1 イメージの交通—象徴と地理的空間 2 人形の家—理性と遊戯性/経験の空間性 3 趣味のユートピア—カタログの両義性 4 視線の政治学—眼の隠喩/視線の破砕 5 ブルジョワジーの肖像—ある時代の神話 6 測定する視線—十九世紀的「知」の断面 7 王の寝台—権力の舞台 8 椅子の身体論—儀礼と快楽 9 メトロポリスの神話学—虚構としての視線 |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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中央図 4A | 704/Ta 71 | 2008 |
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003112008022375 |
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芸工 研究室 | 704/Ta71 | 2008 |
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050112011015640 |
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書誌詳細
一般注記 | 底本: 青土社 (1982.10刊) の新装版 (2002.6青土社刊) 雑誌「現代思想」の連載の前半 (1980年7月号-1982年5月号) をまとめ、全面的に加筆したもの 註: p369-383 |
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著者標目 | 多木, 浩二(1928-) <タキ, コウジ> |
件 名 | BSH:視覚 BSH:美学 |
分 類 | NDC8:704 NDC9:704 |
書誌ID | 1001346678 |
ISBN | 9784480091888 |
NCID | BA88278570 |
巻冊次 | ISBN:9784480091888 ; PRICE:1400円+税 |
登録日 | 2009.09.18 |
更新日 | 2009.09.18 |