<図書>
暴力はどこからきたか : 人間性の起源を探る
ボウリョク ワ ドコカラ キタカ : ニンゲンセイ ノ キゲン オ サグル
責任表示 | 山極寿一著 |
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シリーズ | NHKブックス ; 1099 |
データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 日本放送出版協会 , 2007.12 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | 244p : 挿図, 地図 ; 19cm |
概要 | 私たち人類は、争いの火種もその解消の術も、霊長類として進化する中で獲得してきた。六五〇〇万年前にこの地上に登場した霊長類。彼らは“食”と“性”をめぐる争いを、それぞれの社会性をもって回避してきたのだ。それを受け継ぐ人類は、家族という独自の社会を得るに至る。屋久島のニホンザルやコンゴ民主共和国のゴリラをはじめ、世界中の霊長類の姿を最新の研究成果から明らかにし、人類の社会性の起源に迫る。 |
目次 | 第1章 攻撃性をめぐる神話(人類の進化史と攻撃性 狩猟仮説 暴力とは何か) 第2章 食が社会を生んだ(生物がともに生きる意味 食べることによって進化した能力 食物の違いがもたらすもの ニッチとテリトリー 昼の世界が集団生活を生んだ 食物と捕食者の影響 食物をめぐる争いと社会性の進化) 第3章 性をめぐる争い(インセストの回避と社会の進化 ペア生活の進化 メスがオスの共存を左右する 母系と父系 娘と息子のゆくえ) 第4章 サルはどうやって葛藤を解決しているか(優劣順位とは何か 所有をめぐる争い 和解の方法 食物を分配する類人猿 性の相手は分けられない) 第5章 暴力の自然誌—子殺しから戦争まで(子殺しと社会の変異 人間はどう進化してきたか 家族と不思議な生活史 分かち合う社会 戦いの本質とは何か)続きを見る |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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中央図 4A | 489.9/Y 23 | 2008 |
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058112008036217 |
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