<図書>
近代から現代へ
キンダイ カラ ゲンダイ エ
責任表示 | 熊野純彦著 |
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シリーズ | 岩波新書 ; 新赤版 1008 . 西洋哲学史 |
データ種別 | 図書 |
出版情報 | 東京 : 岩波書店 , 2006.9 |
本文言語 | 日本語 |
大きさ | viii, 261, 31p : 挿図, 肖像 ; 18cm |
概要 | はたして「神は死んだ」のか。言葉はどこまで「経験」を語りうるか—デカルト以降の西洋哲学は、思考の可能性と限界とをみつめながら、自然科学の発展や世界史的状況と交錯しつつ展開してゆく。前著『西洋哲学史古代から中世へ』につづき、哲学者が残した原テクストから思考の流れをときほぐしてゆく、新鮮な哲学史入門。 |
目次 | 自己の根底へ—無限な神の観念は、有限な「私」を超えている デカルト 近代形而上学—存在するすべてのものは、神のうちに存在する スアレス、マールブランシュ、スピノザ 経験論の形成—経験にこそ、いっさいの知の基礎がある ロック モナド論の夢—すべての述語は、主語のうちにすでにふくまれている ライプニッツ 知識への反逆—存在するとは知覚されていることである バークリー 経験論の臨界—人間とはたんなる知覚の束であるにすぎない ヒューム 言語論の展開—原初、ことばは詩であり音楽であった コンディヤック、ルソー、ヘルダー 理性の深淵へ—ひとはその思考を拒むことも耐えることもできない カント 自我のゆくえ—私はただ私に対して存在し、しかも私に対して必然的に存在する マイモン、フィヒテ、シェリング 同一性と差異—生命とは結合と非結合との結合である ヘーゲル 批判知の起源—かれらは、それを知らないが、それをおこなっている ヘーゲル左派、マルクス、ニーチェ 理念的な次元—事物は存在し、できごとは生起して、命題は妥当する ロッツェ、新カント学派、フレーゲ 生命論の成立—生は夢と行動のあいだにある ベルクソン 現象の地平へ—世界を還元することで獲得されるものは、世界それ自体である フッサール 語りえぬもの—その書は、他のいっさいの書物を焼きつくすことだろう ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、レヴィナス続きを見る |
所蔵情報
状態 | 巻次 | 所蔵場所 | 請求記号 | 刷年 | 文庫名称 | 資料番号 | コメント | 予約・取寄 | 複写申込 | 自動書庫 |
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中央図 自動書庫 | 岩波新書/B/1008 | 2006 |
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003112006009884 |
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中央図 自動書庫 | 130.2/Ku 34 |
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032112011000381 |
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中央図 自動書庫 | 130.2/Ku 34 | 2011 |
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032112011000645 |
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理系図2F 文庫新書 | 岩波新書/新赤/1008 | 2006 |
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058112006035897 |
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理系図 自動書庫 | 岩波新書/新赤/1008 | 2006 |
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058112006036076 |
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芸工図 3F 書架 | 新書 | 130/Ku34/2 | 2006 |
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013112006009975 |
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言文 独語 | 岩波新書 | 2006 |
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058112007004361 |
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書誌詳細
一般注記 | 邦語文献一覧: 巻末p22-25 関連略年表: 巻末p26-31 |
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著者標目 | 熊野, 純彦(1958-) <クマノ, スミヒコ> |
件 名 | BSH:哲学 -- 歴史 -- 近世
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BSH:哲学 -- 歴史 -- 近代 全ての件名で検索 NDLSH:西洋哲学 -- 歴史 全ての件名で検索 NDLSH:近代哲学 |
分 類 | NDC8:130.2 NDC9:130.2 NDC9:133 NDLC:HC1 NDLC:HD1 |
書誌ID | 1001327623 |
ISBN | 4004310083 |
NCID | BA78401229 |
巻冊次 | ISBN:4004310083 ; PRICE:820円+税 |
NBN | JP21115894 |
登録日 | 2009.09.18 |
更新日 | 2009.09.18 |