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<図書>
マッハ力学史 : 古典力学の発展と批判
マッハ リキガクシ : コテン リキガク ノ ハッテン ト ヒハン

責任表示 エルンスト・マッハ著 ; 岩野秀明訳
シリーズ ちくま学芸文庫
データ種別 図書
出版情報 東京 : 筑摩書房 , 2006.12
本文言語 日本語
大きさ 2冊 ; 15cm
概要 古典力学はどこまで科学的か?ニュートン力学における絶対時間・絶対空間は認められるものか?マッハの根源的検証は、疑いようもないと見なされていたニュートン力学の批判であると同時に、感覚の分析を通して考察された反形而上学的認識論でもあった。物理学と心理・生理学を往き来しながら、マッハの思想は大きなうねりとなり、アインシュタインの相対論に道を拓き、ヴィトゲンシュタイン、ゲーデルなど後世の哲学者に影響を及ぼ...た。そのマッハ畢生の大著を哲学的記述に忠実に翻訳。上巻は「静力学の原理の発展」「動力学の原理の発展」までを収録。
古典力学はどこまで科学的か?ニュートン力学における絶対時間・絶対空間は認められるものか?マッハの根源的検証は、疑いようもないと見なされていたニュートン力学の批判であると同時に、感覚の分析を通して考察された反形而上学的認識論でもあった。物理学と心理・生理学を往き来しながら、マッハの思想は大きなうねりとなり、アインシュタインの相対論に道を拓き、ヴィトゲンシュタイン、ゲーデルなど後世の哲学者に影響を及ぼした。下巻は「諸原理の応用と力学の演繹的発展」「力学の形式的発展」「力学の他の知識領域への関係」を収録。訳者による相対性理論とマッハの関係の考察を付す。
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目次 第1章 静力学の原理の発展(梃子の原理
斜面の原理
力の合成の原理
仮想変位の原理 ほか)
第2章 動力学の原理の発展(ガリレイの業績
ホイヘンスの業績
ニュートンの業績
反作用原理の詳論と直観化 ほか)
第3章 諸原理の応用と力学の演繹的発展(ニュートン的諸原理の射程
力学の計算式と尺度
運動量保存、重心保存、面積保存、の法則 ほか)
第4章 力学の形式的発展(等周問題
力学における神学的、物活論的、神秘主義的観点
解析力学 ほか)
第5章 力学の他の知識領域への関係(力学の物理学への関係
力学の整理学への関係
結語)
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所蔵情報


中央図 3E 423.02/Ma 16 2006
058112006051166

理系図1F 開架 423.02/Ma 16 2006
058112008026383

中央図 3E 423.02/Ma 16 2006
058112006051178

理系図1F 開架 423.02/Ma 16 2006
058112008026395

書誌詳細

別書名 原タイトル:Die Mechanik in ihrer Entwicklung historisch‐kritisch dargestellt
一般注記 「力学史」(公論社 1976年刊)の改題改訳
原著第9版の翻訳
著者標目 Mach, Ernst, 1838-1916
岩野, 秀明(1940-) <イワノ, ヒデアキ>
件 名 BSH:力学 -- 歴史  全ての件名で検索
分 類 NDC8:423.02
NDC9:423.02
書誌ID 1001325107
ISBN 4480090231
NCID BA79552401
巻冊次 上 ; ISBN:4480090231 ; PRICE:1400円
下 ; ISBN:448009024X ; PRICE:1300円
登録日 2009.09.18
更新日 2009.09.18

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