このページのリンク

引用にはこちらのURLをご利用ください

利用統計

  • このページへのアクセス:26回

  • 貸出数:0回
    (1年以内の貸出数:0回)

<図書>
中世の「ドイツ」 : カール大帝からルターまで
チュウセイ ノ ドイツ : カール タイテイ カラ ルター マデ

責任表示 ハインツ・トーマス著 ; 三佐川亮宏, 山田欣吾編訳
データ種別 図書
出版情報 東京 : 創文社 , 2005.11
本文言語 日本語
大きさ vii, 358, 119p : 肖像 ; 22cm
概要 「ドイツ」という名前は、どこから来たのか。遡れば、言語を表す一つのラテン語形容詞にたどり着く、この「語の成立事情」をめぐる謎は、初めて本書によって解かれる。9世紀の東フランク王国を構成する4「部族」は、言語=ドイツ語の統一性に基づき、「民族」の意識=ドイツの名を内発的に獲得した。—この長く支配して来たドイツ史学界の「常識」は、本書によって崩れた。ドイツ人の名がアルプス以南に発する他称であってそれを...らは、オットー大帝以降の長い接触過程の中で受容した、という事実が明らかになっていく。「ドイツ王国」ではなく、「ローマ帝国」に固執したドイツ人の政治意識、それに対応する彼らの歴史観、彼らのナショナルな意識の形成とアイデンティティ問題などが、概念史の手法で、鋭く史料に即して考究される。続きを見る
目次 中世全期にわたる概観(中世におけるドイツ人のアイデンティティ問題)
第1篇 「ドイツ」という語の起源と意味(theodiscusの起源
frenkisk—九世紀フランク王国におけるtheodiscusとteutonicusの歴史について)
第2篇 ドイツ人—民族名の受容と歴史意識の形成(ドイツ人と彼らの民族名の受容
ユリウス・カエサルとドイツ人—グレゴリウス七世・ハインリヒ四世期におけるドイツ人の歴史意識の形成とその内容)
第3篇 中世後期におけるドイツ・ネーション(言語とネーション—一一世紀末から一五世紀中葉にいたる語“deutsch”の歴史に寄せて
ドイツ・ネーションとマルティーン・ルター)

所蔵情報



中央図 自動書庫 234.04/Th 5 2005
058112005060975

書誌詳細

別書名 異なりアクセスタイトル:中世のドイツ : カール大帝からルターまで
原タイトル:Das Identitätsproblem der Deutschen im Mittelalter
原タイトル:Der Ursprung des Wortes theodiscus
原タイトル:Frenkisk : zur Geschichte von theodiscus und teutonicus im Frankenreich des 9. Jahrhunderts
原タイトル:Die Deutschen und die Rezeption ihres Volksnamens
原タイトル:Julius Caesar und die Deutschen : zu Ursprung und Gehalt eines deutschen Geschichtsbewußtseins in der Zeit Gregors VII. und Heinrichs IV.
原タイトル:Sprache und Nation : zur Geschichte des Wortes deutsch vom Ende des 11. bis zur Mitte des 15. Jahrhunderts
原タイトル:Die Deutsche Nation und Martin Luther
一般注記 個別論文7篇を続訳したもの
主要参考文献一覧: 巻末p29-47
著者標目 Thomas, Heinz, 1935-
三佐川, 亮宏(1961-) <ミサガワ, アキヒロ>
山田, 欣吾(1930-) <ヤマダ, キンゴ>
件 名 BSH:ドイツ -- 歴史 -- 中世  全ての件名で検索
BSH:ドイツ人
分 類 NDC8:234.04
NDC9:234.04
書誌ID 1001275727
ISBN 4423460610
NCID BA74414477
巻冊次 ISBN:4423460610 ; PRICE:8500円+税
登録日 2009.09.18
更新日 2009.09.18

類似資料

この資料を見た人はこんな資料も見ています