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周易 巻7-10

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Abstract 大本10巻2冊。宝暦8(1758)年、自序。巻第十の末尾に「巳丑五月十日 関脩齢校完略例」の識語。「学習楼」印あり。朱・黒で書き込み、別紙綴じ込みなど多数あり。
蘭台は林家門人だが「道」を論ずるにあたっては宋儒の注解を批判して、仲尼の「道」のみを信じるという立場をとった。そのため、宋儒以前の古注疏を重んじ、それらの校刊に出精した。その際、拠るべき古注疏の本文を提供することを第一義として、あえて自身の...解釈を世に問わなかった。ここには蘭台の林家員長という官儒の代表としての意識が見え、謹直な人となりが表れている。本書はそういった書の一つで、序によると古活字板の『王註周易』を得て、『本義』や『啓蒙』など既刊本との相違に気づき、家塾のテキストとして校刊したもの。蘭台は元となった古活字板を当時の誤伝に基づき足利学校刊本かとしているが、実際は慶長10年(1605)刊の伏見版である。本書は巻末に蘭台の弟子関脩齢の校合識語があり、欄外書き込みは彼のものではないかと思われる点も興味深い。(人文科学府 河野理菜)show more
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Created Date 2020.08.21
Modified Date 2021.03.09

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