<紀要論文>
空気防波堤の研究についてⅣ : 消波の物理的機構等に就いて
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概要 | 実施された究気防波堤は多くの場合に失敗しているが,幾つかの場合に成功している.然も実験室の研究は,殆んどが否定的であり,今日に至るまでこの方法は確立されていない.その理由は消波機構及び性能が知られていないことにある. 英国における研究はTaylor卿の理論に基くもので,気泡噴流により誘起された水平流のstopping actionが消波の要因であると考え,水槽実験の結果から,種々の波長に対する消波...所要動力を示している.然し,これでは上記の成功例及び日本で行われた2回に亘る現地実験の結果を説明することが出来ない.ここに於いて,水平流に伴う渦動粘性の重要性が主張される.この様な立場から,消波機構が次元的に解析され,消波工率係数の表式が誘導される.今までに行つた予備的な水槽実験のうち信頼度の高いもの及び2回の現地実験の資料を用いて,上の所論が確められる. 最後に,空気防波堤の設計基準となるべき,その特性を示す消波工率係数及び多孔管の深度の波長に対する比とξの関係が実験資料から導かれる.続きを見る |
目次 | 緒言 消波機構の概要 Bubble jetの性能 消波性能 総括と結語 |
詳細
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登録日 | 2022.07.06 |
更新日 | 2023.03.04 |