<紀要論文>
空気防波堤の研究についてⅢ : 端島に於ける現地実験

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概要  昭和30~31年の冬期季節風の期間に長崎港外端島に於て第2次空気防波堤現地実験が行われた.これは昨年の伊王島に於ける第1次現地実験に較べて,総てが2倍の大きさのものであった.即ち,多孔管の長さは60.5米,その深度は約16米,許容空気使用量150m³/min,消波対象波長30米であった.
 荒天のため工事は困難を極め,2月24日仮工事のまゝ試運転が行われた.波浪は小さかつたが,成分は単純であったた...め,その優れた性能をよく検べることが出来た.
 7月に至つて,水平流の流速分布及び流速と空気量の関係が測定された.
 ここには単にこれ等の実験の内容及び測定の結果が報告されている.得られた結果の吟味や消波機溝の流体水力学的説明は続く報告に発表される.
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目次 1. 緒言
2. 第2次現地実験の計画概要
3. 多孔管の設計等と実験実施の概要
4. 水平流の流速分布及び空気消費量と流速の関係
5. 消波実験
6. 結語

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登録日 2022.01.18
更新日 2023.03.04