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1.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Betrachtungen zur Verbvalenz und ihrer Bedeutung für den Deutschunterricht in Japan — 動詞の「ヴァレンツ」およびその日本人向けドイツ語授業への応用について
Kasjan, Andreas
出版情報: 言語文化論究. 14, pp. 105-112, 2001-07-12. 九州大学大学院言語文化研究院
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概要: 「原子価」を意味する「ヴアレンツ」は本来イヒ学の術語である。言語学では,「動詞のヴア レンツ」とは「動詞が文の他の構成要素に与える影響力」という意味である。例えば,Ich frage ihn 「=私は彼に尋ねる」や Ich antworte ihm 「=私は彼に答える」という文の主語 を入れ変えても,それぞれの文の目的語ihnやihmは変わらない。そのために,動詞fragen 「=尋ねる」が直接目的語,動詞antworten「=答える」が間接目的語を要求すると言える。 このように,動詞に依存している文の構成要素を「補足語」と呼ぶ。それに対して,Ich frage ihn heute「=私は今日彼に尋ねる」やIch antworteihm heute「=私は今日彼に答える」 という文の副詞heuteは動詞に依存していない構成要素なので,「添加語」と呼ぶ。 ドイツ語の授業でも,動詞のヴアレンツを導入するのは不可欠であると思われる。なぜ なら,日本語を母語とするドイツ語の学習者においては動詞のヴアレンツに関わる間違い がよく見られるからである。例えば*Ich frage ihmや*Ich gebe dir というような間違い である。動詞「尋ねる」とは違って,動詞fragenの補足語は直接目的語であり,動詞「与 える」とは違って,動詞gebenには2つの補足語(直接目的語と間接目的語)が不可欠で ある。 なお,「補足語」と「添加語」の従来の説明には問題点が1つある。それは,「補足語」 を不可欠な要素,「添加語」を省略可能な要素としている従来の説明は誤解を招く。無論, 添加語は常に省略できる要素であるが,補足語の中には,不可欠な補足語とそうでない補 足語がある。例えばIch gehe ins Kino 「=私は映画に行く」のins Kinoは動詞gehenの 補足語だが,Ich gehe「=私は行く」という表現も完結した文章である。だから,「補足 譜」と「添加語」の違いは上述したように慎重に説明すべきである。 続きを見る
2.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Die bilinguale Methode im Deutschunterricht für japanische Studenten II : Die Einführung in die Textarbeit — 日本人大学生のためのドイツ語授業でのバイリンガル教授法(II) : テキストを用いた作業の導入
Andreas, Kasjan
出版情報: 言語文化論究. 7, pp. 125-141, 1996-03-01. 九州大学言語文化部
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3.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Die Spur des Eros (3) : Zur Theorie der Homosexualität bei Hans Blüher, Magnus Hirschfeld und Sigmund Freud — エロスの軌跡(3) :  ハンス・ブリューアー、マグヌス・ヒルシュフェルト、ジークムント・フロイトにおけるホモ・セクシュアリティーの理論
福元, 圭太 ; Fukumoto, Keita
出版情報: 言語文化論究. 8, pp. 173-187, 1997-03-01. 九州大学大学院言語文化研究院
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概要: 本稿では、ハンス・ブリューアーの理論的著作を中心に、彼のホモ・セクシュアリティーの理論が、マグヌス・ヒルシュフェルト、ジークムント・フロイトにおけるそれとどのように違い、どのような独自性をもつものであるかが比較・検討される。 ブリューアーの著作中、今回とりあげられるのは『エロス的現象としてのドイツ・ヴァンダーフォーゲル運動』である。この本でブリューアーは「男性英雄」というタイプをうちたてるが、これは性愛対象の方向が逆転しているだけで、性愛の様態は異性愛と全く異ならない、ギリシア的できわめて健康な同性愛者、というタイプである。マグヌス・ヒルシュフェルトはブリューアーとは違い、同性愛者を男性と女性の要素が半ば混交した半陰陽者、性的中間段階にあるものとする。こ:こには同性愛が先天的な生物学的資質であることを強調することによって、同性愛禁止条項を当時の刑法から撤廃することをめざす、ヒルシュフェルトらの政治路線がみてとれる。ブリューアーはこの生物学的な性的中間段階の理論を認めてはいない。 フロイトの理論もブリューアーは否定するが、その原因はフロイトが同性愛を神経症者に必ずみられる倒錯の一種としたことにある。ブリューアーにとって同性愛はあくまでも全人格的で健康なものであり、決して倒錯や神経症の範曙に入れられるべきものではない。本稿では前稿「エロスの軌跡(2)」と同じく、世紀転換期から第一次世界大戦の勃発までを考察の対象としているが、ブリューアー独自の「男性英雄」というタイプが生まれてきた背景にあるヴァンダーフォーゲル運動を、この時代の社会史という観点から考察すると、そこにはヴィルヘルム時代の閉塞状況にあった父親世代への息子たちの反抗という構図が浮かび上がってくる。父親たちの二重モラルに反抗しながら、産業化による「肉体の喪失」を男性共同体のなかで補償しようとした青年たちは、そのリビドーを同性へと向ける傾向をもたざるを得なかった。また、カリスマ的男性英雄を中心に集う共同体の構成員は、職住分離によってますます影の薄くなっていく家庭の父親の代理を、家庭外で求めているのだともいえよう。しかしなによりも「同性愛の波」を招来したのは、男女関係の急激な変化であろう。社会的のみならず、ファム・ファタールの形象に集約されているように、性的にも女性が解放されてきたことに対し、男性は不安を感じ、ある者たちは共同体を構成して、すなわち「徒党を組んで」男性の特権を守ろうとする。オットー・ヴァイニンガーの完全な影響下にあるブリューアーのアンティ・フェミニズムに関する著作をとりあげながら、女性に対する攻撃がいかに男性の女性に対する不安に発しているかが、後半部で論じられる。 続きを見る
4.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Hans Juriaen Hancke : ein Breslauer in Japan — Hans Juriaen Hancke : a Citizen of Breslau in Japan — 日本におけるブレスラウ市民ハンケの活動について
Michel, Wolfgang (Michel-Zaitsu)
出版情報: 独仏文學研究. 46, pp. 59-88, 1996-06-28. 九州大学独仏文学研究会
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概要: オランダ国立文書館での綿密な調査研究により、従来一般に認められてきた17世紀の出島商館医のリストは、いまだ不完全なものであることが判明した。新たに見つかった人物の一人に、1655年から1657年まで日本で波瀾万丈の2年間を送ったドイツ人外科医ハンス・ユリアーン・ハンコがいる。本論文ではさまざまな未公開の資料をもとに、ハンコの活動の全貌を明らかにし、彼を取り巻く主要人物の実像に迫る。各章のテーマは以下の通りである。 日本におけるヨーロッパ人外科医の地位や状況 ハンコの経歴と東アジアへの渡航 1656年(明暦元年)の江戸参府旅行 「似日本人、南蛮人味方、勿油断 吉利支丹奉行井上筑後守」 江戸での治療活動 長崎への帰途 長崎の儒医学者向井元升への「授業」 出島勤務の延長 長崎の「弟子」波多野玄洞 長崎奉行の猿、犬と、西洋人外科医の誇り 薬草狩と、1657年(明暦2年)の江戸参府のための準備 日本初の義眼とその他の珍品 明暦の大火の地獄図 出島での最後の数ヶ月 離日 続きを見る
5.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Die Spur des Eros(4) : Die Geburt des Staates aus dem Geiste des Männerbundes — エロスの軌跡(4) : 男性同盟の精神からの国家の誕生
福元, 圭太 ; Fukumoto, Keita
出版情報: 独仏文學研究. 47, pp. 33-47, 1997-07-10. 九州大学独仏文学研究会
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概要: 前稿「エロスの軌跡(3)」ではハンス・ブリューアーの第一次世界大戦前の著作を取り上げ、ヴァンダーフォーゲル運動をモデルとしたブリューアーの男性同盟理論、特に男性同盟の結合原理としてのブリューアーにおけるホモセクシュアリティーの概念を、マグヌス・ヒルシュフェルト、ジークムント・フロイトのそれと比較検討した。本稿ではブリューアーが第一次世界大戦中 と戦後間もなく発表した彼の主著『男性社会における性愛の役割』 Die Rolle der Erotik in der männlichen Gesellschaft (Ⅰ;1917: Ⅱ;1919)を考察の対象とし、ブリューアーの男性同盟理論がしだいに拡大されて、国家を男性同盟の頂点に立つものと規定するに至る経過をたどる。 『男性社会における性愛の役割』第1巻でブリュアーは、ヘテロエローティシュな結合原理に基づく「家庭」の対蹠点にホモロエローティシュな結合原理に基づく「男性同盟」を置くが、この基 本テーゼが展開されるのは、ようやく第2巻に至ってからである。第1巻においてブリューアー は俗流フロイト的な手法で男性の性的な性格を6つのカテゴリーに分類している。重要なのは、第一次世界大戦前の著作で、ヴァンダーフォーゲルを論じたさいに「男性英雄」(Männerheid) タイプとして称揚された、健康で全人格的な同性愛者のタイプがここでも「インヴェルズス・タイプ」(Der Typus inversus) としてきわめて重要視され、このような性的性格を持った男性を中心として「男性同盟」が形成される、としている点である。 第2巻では先に述べた「家庭」の対蹠点にあるものとしての「男性同盟」が強調され、女性原理の排斥が「種の保存」を超える精神的な活動のためには肝要である旨が説かれる。また「文明」の産物である「一夫一婦制」を相対化し優秀な男性に性的自由を保証する「多婚制」が推奨されたり、社会学者であり民族学者でもあったハインリヒ・シュルツ (Heinrich Schurtz) の著作から、いわゆる「未開民族」における男性同盟的結社の存在が家庭生活よりも高度な社会的活動のためには必須である、というコンセプトが引用されたりする。最後にブリューアーは男性同盟の頂点として国家を措定するが、その中心に性的な求心力を持ったカリスマ的存在が君臨することを待望している。非日常的で魔術的な求心力を持ったカリスマに関しては、ほぼ同時期にマックス・ヴェーバーも論じているが、本稿の後半ではブリューアー、ヴェーバー両者のカリスマ論の共通点と相違点についても言及した。 続きを見る
6.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Die japanische Verfassung : Ihr moglicher Beitrag zur Synthese von Ost und West
手島, 孝 ; Teshima, Takashi
出版情報: 法政研究. 51, (1), pp. 202-220, 1984-10-25. 九州大学法政学会
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目次:
I. Einleitung, II. AuBere Eigenschaften der japanischen Verfassungen, III. Innere Eigenschaften der Verfassung von 1889, IV. Innere Eigenschaften der Verfassung von 1946 : (1) Demokratie, V. Forts, : (2) Pazifismus, VI. SchluB
I. Einleitung, II. AuBere Eigenschaften der japanischen Verfassungen, III. Innere Eigenschaften der Verfassung von 1889, IV. Innere Eigenschaften der Verfassung von 1946 : (1) Demokratie, V. Forts, : (2) Pazifismus, VI. SchluB
7.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Zur Entzerrung des „Deutschlandbildes“
Michel, Wolfgang ; Michel-Zaitsu, Wolfgang
出版情報: Protokoll. (4), pp. 67-74, 1979-11-01. Goethe Institut Osaka
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8.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of EIN SATZ ZU DEN RELATIVKLASSENZAHLEN DER KREISKÖRPER
Shitarani, Katsumi ; 白谷, 克巳
出版情報: 九州大学理学部紀要 : Series A, Mathematics. 21, (1), pp. 132-137, 1967. 九州大学理学部
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9.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of BEMERKUNG ZUR THEORIE DER KREISKÖRPER
Shiratani, Katsumi ; 白谷, 克巳
出版情報: 九州大学理学部紀要 : Series A, Mathematics. 18, (2), pp. 121-126, 1964. 九州大学理学部
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10.
その他
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Engelbert Kaempfer Werke - Kritische Ausgabe in Einzelbänden (Übersicht und Leseproben) — Engelbert Kaempfer Werke - Kritische Ausgabe in Einzelbänden (Outline and Samples)
Haberland, Detlef; Michel, Wolfgang; Gössmann, Elisabeth ... [ほか]
出版情報: 2003. Iudicium Verlag, München
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