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1.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of The Blindness of Obsession as Portrayed in Nabokov's
Quinn, Brian Thomas ; Vladimirovich Nabokov
出版情報: 言語文化論究. 7, pp. 25-35, 1996-03-01. 九州大学言語文化部
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2.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of The Indo-European Background of Old English ge-neah `is sufficient ': Application  of a Non-Brugmannian Method — 古英語動詞ge-neah「十分である」の印欧語の背景について : 非ブルータマン的方法を適用して
田中, 俊也 ; Tanaka, Toshiya
出版情報: 言語文化論究. 14, pp. 127-141, 2001-07-12. 九州大学大学院言語文化研究院
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概要: Tanaka(2001b)は,印欧祖語に関する最近の「非ブルータマン的」再建モデルに基づ いて,印欧諸語における任意の動詞に関して,祖語における動詞の(形態,意味に関する) クラスを推量する一般的方法を提案している。本稿の目的は,この方法に基づいて,古英 語第V類過去現在動詞ge-neah「十分である」の歴史的由来について,もっとも蓋然性の 高いと思われる新しい推論を与えることである。  当該の過去現在動詞は,印欧祖語のタイプH語基 *Hn-ek̑- (語根*Hen- のゼロ階梯形態 +e- 階梯の語尾*ek̑-)に由来する動詞である。印欧諸語における同じタイプⅡ語基に遡る 動詞すべての意味特性,形態特性を,上記の方法に照らして分析した結果,当該の動詞は 印欧祖語において,**Hnek̑-m/s/t ‘(agentiverly/ voluntarily) gain, attain, reach’というactivemome 動詞であった可能性は低く,*Hnok̑-h_2e/th_2e/e ‘be in the state of gaining, attaining, reaching (the goal, norm, standard, etc.)’という, inactive-stative 動詞であった可能性が高いということを明らかにした。  また,タイプI語基*Hen-k̑- (語根*Hen- のe-階梯形態+ゼロ階梯の語尾*-k-)から派 生した動詞群に関しても同様の分析をした結果,それらの動詞群からも,当該の語意から active動詞が印欧祖語の時代に派生していたという証拠は得られないということを主張 した。 続きを見る
3.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Surface Anaphora / Deep anaphora and Conversational Inference in English — 英語における表層照応・深層照応と会話の推論
大津, 隆広 ; Otsu, Takahiro
出版情報: 言語文化論究. 7, pp. 97-111, 1996-03-01. 九州大学言語文化部
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概要: 従来なされてきた表層照応・深層照応の区別には問題点がある。まず,Hankamer and Sag(1976)のsyntactic control/pragmatic controlという2分法では,表層照応でも非言語的なコンテクストにもとづいた解釈を受ける例は例外としてしか扱うことができない。また,Murphy(1985)の復元可能性の説明では,照応形を含む文がもつ復元の統語的な手がかりをひとつの要因とするために正しい分類ができない。 拙論では,表層照応・深層照応における先行詞の復元に関して,会話の含意とそれを導く推論の過程がどのように異なるかを,Levinson(1987)の会話の含意の枠組を用いることにより説明する。表層照応・深層照応の両方の場合において,I-implicatureにより特定的な解釈がえられるが,その過程が両者では異なると考えられる。表層照応の照応形には,コントラスト・セットが ないためにQ-implicatureが導き出されず,I-implicatureにより情報内容の解釈の拡張が行われ ることで先行詞の復元が行われる。これに対し,深層照応では,照応形が特定的な表現とコントラスト・セットをなすために,Q-implicatureが生じ,それを抑えるようにI-implicatureが生じることで,先行詞の復元が行われる。 続きを見る
4.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Two Hidden Preterite-Present Verbs in germanic : An Argument for Their Inactive Lineage — ゲルマン語における隠れた過去現在動詞二例について : それらのInactive起源を論じる
Tanaka, Toshiya ; 田中, 俊也
出版情報: 言語文化論究. 15, pp. 21-31, 2002-02-15. 九州大学大学院言語文化研究院
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概要: 従来の古ゲルマン語研究においては,14の過去現在動詞をゲルマン祖語に認めるのが, 標準的な考えであると言ってよい。しかしながら,これまでかなりの学者が,これら14の 明白に過去現在動詞と認められるもの以外に,いくつかの「隠れた過去現在動詞」がゲル マン諸方言に認められると論じてきた。それらのうち本稿が考察の対象とするのは,次の ふたつの動詞である。  (1)古高ドイツ語 bibēn「震える,恐れる」  (2)古英語 eaþ, aþ(アングリア方言), eart(西サクソン方言)「(汝は)~である」    (二人称単数繋辞)  (Dについては,Wackemagel(1907), Pokormy(1994), Meid(1971), Cardona(1992)な どが,そして(2)については,Prokosch(1939), Cowgill(1960)などが,元々は過去現在 動詞に相当する特性を持つ動詞であったと主張している。  本稿の目的は,これらの動詞が,Tanaka(2001a,forthcoming)で提案する非ブルークマ ン的な祖語再建モデルを採用した場合,どのように解釈できるか考察することである。特 にTanaka(2001a)では,任意の印欧語動詞に関して印欧祖語での形態一意味クラスを推 測する一般的方法を提案しており,その方法を用いて,これらの「隠れた過去現在動詞」 の祖語における形態一意味特性を推定するのが本稿の課題である。  伝統的に認められている14の過去現在動詞は、本質的に言って,印欧祖語において *CoC-h_2e/th_2e/eという形態を持ち,非行為者的で静的な意味を現していた動詞(inactive 動詞)が,固有の意味一形態特性を文献時代まで保持した動詞であると考えられる(Tanaka 2000 参照)。本稿の「隠れた過去現在動詞」二例についても,同様の意味一形態特性を 祖語において持っていたと示すことができるならば,上記の,伝統的枠組み内で隠れた 過去現在動詞」の存在を示唆した学者たちの論は,本稿で仮定する異なる枠組みにおいて も成り立つと主張できるであろう。 続きを見る
5.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Virtual Reality in Nabokov's Short Story
Quinn, Brian
出版情報: 言語文化論究. 15, pp. 79-89, 2002-02-15. 九州大学大学院言語文化研究院
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6.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Quantifying Requestive Imposition : Validation and Selection of Situations for L2 Pragmatics Research — 依頼負担度の数量化に向けて : 第二言語語用論研究における実験対象場面の有効性の実証と選択
高橋, 里美 ; Takahashi, Satomi
出版情報: 言語文化論究. 9, pp. 135-159, 1998-03-01. 九州大学言語文化部
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概要: 第二言語語用論研究における実験方法は、コミュニケーション研究で用いられる実験方法と共通する点が多い。どちらの実験でも、被験者に対し調査対象の場面を提示し、そこで使われる最も適切な言語表現を発話あるいは紙面に記入させるという方法を採る。しかし、コミュニケーション学の領域では、被験者に対象場面を提示する前に、その場面を構成する場面因子(対話者の地位・対話者間の親密度・発話行為上の負担度等)が被験者の知覚を正確に反映しているかどうかを、別の同等の被験者群を使って確認するところから始まる。つまり、実験者と被験者の対象場面(場面因子)に対する知覚が基本的に違っていれば、その実験結果は被験者の調査対象項目に関する実態を正確に伝えているとは言えないのである。第二言語語用論研究では、このような対被験者の実験対象場面の有効性を予め実証しておくという前実験段階での配慮がほとんど為されてこなかった。本研究は、「依頼発話行為における負担度」という場面因子に焦点を当て、この第二言語語用論研究方法上の不備点を改良すべく試みられたものである。具体的には、日本人英語学習者を被験者とし、負担度が異なる英語依頼場面において日本語の依頼慣用法がその程度転移可能であるかを探る実験を想定した。そして、「依頼における負担」という抽象概念を数量化することによって被験者から見た依頼場面の負担度を統計的に実証し、研究目的に最も適切で且つ依頼負担度において被験者の知覚を正確に反映した依頼場面の選定を試みた。 続きを見る
7.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Estimation of Residence Time and Catchment Area for Spring Water Using Radioactive Isotope and Groundwater Flow Model
Hiroshiro, Yoshinari; 広城, 吉成; Jinno, Kenji ... [ほか]
出版情報: 九州大学工学紀要. 67, (1), pp. 1-9, 2007-03. 九州大学大学院工学研究院
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概要: Spring water, however, is often formed in complex geological formations and therefore it is difficult to determine the catchment area contributing to the flow. The Sayanokami spring, located in western part of Fukuoka City, Japan, is such a spring and an important water resource for the local agriculture. In order to better understand the hydrological properties of infiltration and groundwater processes for the spring water,^222Rn and tritium were used as tracers. Results showed that the residence time for the spring water is 10 ~ 20 years. A groundwater model confirmed these results and the travel time from the catchment border estimated to be about 25 years. Using this information the catchment border and uptake area were estimated. The method can be used to more efficiently determine catchment area and travel time for groundwater and thus to better manage the spring water. 続きを見る
8.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of A Non-Brugmannian Approach to the Historical Development of the Germanic Copula : How is the Suppletion to be Explained? — ゲルマン語繋辞の歴史的発達に関する非ブルークマン的アプローチ : 補充法をいかに説明するか
田中, 俊也 ; Tanaka, Toshiya
出版情報: 言語文化論究. 10, pp. 77-94, 1999-03-01. 九州大学言語文化部
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概要: ゲルマン語における繋辞(copula)のシステムには、他の印欧語の語派には見られない特徴がある。直接法において、現在時制では*es-という語根が用いられるのに対して退去時制では*wes-という語根が用いられるという補充法(suppletion)が見られるのが、その特徴である。ゲルマン語諸方言においてなぜこのような補充法が見られるのかという問題に対し、従来の印欧語/ゲルマン語比較言語学研究では十分な説明がなされていない。本稿の目的は、そのような補充法が歴史的にどのように形成されるに至ったものかという問題について、説明を与えることをこころみることである。本稿では印欧祖語の再建モデルとして、近年のいわゆる「非ブルークマン的」なモデルのうち、Lehmann(1993)やKurzová(1993)が授業した仮説を採用する。その枠組みの元で、*es-および*wes-という語根から派生した動詞が印欧語祖語でどのような特徴があったかを考察し、その観点からゲルマン語の繋辞のシステムが発展して行ったプロセスを明らかにしようとするものである。 N.B.本稿は1997年8月10日より16日までHeinrich Heine Universität,Düsseldorfにて開催された第13回国際歴史言語学会(13th International Conference on Historical Linguistics)において口頭発表した原稿に加筆、訂正を加えたものである。この発表の時点では Kenneth Shields Jr., “On the Origin of Dialectal Ablaut Patterns of the Present Active Indicative of IE”*es-‘To Be’“,Historische Sprachforschung 110/2(1997)を目にすることができず、 その論考によって指摘されている、印欧話語において*es-による繋辞が通常のアプラウトのパターンに従っていないという特徴について、本稿では十分な考察が行われていない。この点に関する考察は、今後の課題としたいと思う。 続きを見る
9.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Estimation of Surface Runoff and Groundwater Infiltration Components by the Groundwater Recharge Model (Itoshima Area, Japan)
Alkaeed, Othoman Ahmad; Tsutsumi, Atsushi; 堤, 敦 ... [ほか]
出版情報: 九州大学工学紀要. 67, (1), pp. 11-23, 2007-06. 九州大学大学院工学研究院
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概要: This paper presents the estimation of the parameters F_∞, and (r)_1/2 used in the groundwater recharge model by separating the surface runoff component for isolated rainfall event. The time-area distribution method was used. Several types of land use were considered. The watershed of the upstream of Sakurai River at Suematsu Bridge in Itoshima Peninsula which includes the western part of the new campus (Ito campus) area of Kyushu University in southern Japan, was selected as a site study to test the model approach. Since more than 80% of study area is covered with forest, the proposed model considers rainfall interception by forest canopy. The runoff parameters F_∞, and (r)_1/2 were identified in this study using records of river discharge at the outlet point of the watershed. The results indicate that the separation approach satisfactorily predicted runoff parameters for different land use, and also showed that simulated runoff results agree well with observed results. 続きを見る
10.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Measurement of pH of the Compacted Bentonite under the Reducing Condition
Nessa, Syeda Afsarun; Idemitsu, Kazuya; 出光, 一哉 ... [ほか]
出版情報: 九州大学工学紀要. 67, (1), pp. 25-31, 2007-03. 九州大学大学院工学研究院
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概要: Compacted bentonite and carbon steel have been considered as the good buffer and over-pack materials in the repositories of high-level radioactive waste disposal. Sodium bentonite, Kunipia-F contains approximately 95wt% of montmorillonite. It has a high cation-exchange capacity and a high specific surface area, and its properties determine the behavior of bentonite. The pH of the pore water in compacted bentonite is an extremely important parameter because of its influence on radionuclide solubility, migration and sorption, and as well as repository safety studies. In this study, the pH of pore water in compacted bentonite was measured with a paper pH indicator wrapped with semi-permeable membrane of fresh egg under reducing conditions. On 30 days, the paper of pH indicator in the experimental apparatus indicated that the pH of pore water in compacted bentonite had been around 9∼10 before electromigration. During electromigration the pH of bentonite was decreased and it reached 6∼7 on 7 days. The concentration of iron and sodium showed nearly complementary distribution in the bentonite specimen after electromigartion. It is expected that iron ion could migrate as ferrous ion through the interlayer of montmorillonite replacing exchangeable sodium ions in the interlayer. Egg shell membrane does not affect the color of pH test paper during the experiment. 続きを見る